ねことわたしのやわらかな日々

17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。

歌に必要なもの

2008年12月03日 15時17分20秒 | 音楽・アート
実は先週の佐渡錬以来、
寝る前に腹筋を20-30回ほどと(今のわたしの限界)
歯を磨きながらのスクワットを始めました。
思いっきり手遅れとは知りつつも。

歌うには、音楽への愛と喜びと歌声と知識、
それだけでは全然足りないことを
改めて思い知ったのが、つい先週。

第九の合唱の数あるクライマックスのひとつに
すべてのパートがフォルテシモで
"vor Gott(フォー、ゴーーーーット!)"と
天空にも届くような大迫力の
感動的なハーモニーを響かせるところがあるのだけど、
佐渡さんの指揮だと
そこが今まで練習してきた長さより、倍以上長い。

つまりこれまでのが
「ゴーーーーット!」だとすると
「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーット!」くらい。

力の限り頑張ったわたしは、
佐渡さんの手が振り下ろされた瞬間
酸欠で、あやうくブラックアウトする寸前。
最後の方は、視界の周辺が暗くなってきて
歌い終わったらよろめいてしまった。

隣の友達は平然とそんなわたしを支えてくれるので
「大丈夫だったの?」って聞くと
「何気に3回、息継ぎしたもん」だって。



そういえば先日100円ショップで風船を見つけ、
思わず買ってきて、膨らまそうとしたところ
顔を真っ赤にしてどれだけ頑張っても膨らまず
出来たのは、青色のソーセージ。
しかも頑張りすぎて頭痛を起こし
一日横になる羽目になったという苦い思い出付き。

風船も膨らませないようじゃ
「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーット!」
は、歌えるはずもなく。

肺活量も腹筋も、もっと鍛えなきゃ。
今年は間に合わないにしても、
次回チャンスがあれば、息継ぎなしで、
失神することもなく、歌いきることを目標に。

コメント (2)
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