夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈た行〉

2003年12月29日 | 映画(た行)
《た》
『TAXi3』(原題:Taxi 3)
製作・脚本リュック・ベッソンというウリで、
とうとうPart3まで来てしまった“TAXi”シリーズ。
毎度おなじみ、スピード狂のタクシー運転手と天然ボケ刑事のコンビで、
サンタクロースに扮装した強盗団を追いかけます。
アルプスの雪山を激走するシーンはそれなりに楽しいけど、続編はもう結構。
タクシー運転手役のサミー・ナセリがほんまにスピード違反で捕まったという後日談も。

《ち》
『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(原題:Charlie's Angel: Full Throttle)
こちらも来ました、第2弾。
モンゴルで、米国警察の要人をテロリストから救出したチャリエン。
テロリストたちが狙っていたのは、機密情報にアクセスするための指輪だった。
指輪が奪われたことに気づいたチャリエンは奪還をめざして燃える。
デミ・ムーアが敵役で出演。いかつすぎよ。
『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990)の彼女は何処へ。

《つ》
『月のひつじ』(原題:The Dish)
1969年、オーストラリアの田舎町パークス。
この町の天文台には巨大な電波望遠鏡がある。
アポロ11号の月面からの映像をここから衛星中継することになり……。
月は人びとの永遠のあこがれ。
それを中継することになった天文台の研究所員たちと、
この小さな町が世界中から注目されることで
沸きたつ人びとの様子を温かく描きます。

《て》
『天使にさよなら』(原題:Gabrial & Me)
イギリス映画。
息子をサッカー選手にしたい余命わずかな父親と、
そんな父親の思いをよそに天使になりたい息子。
突然彼のもとに年老いた天使が現れ、彼に天使の見習いを命じる。
白い翼のコスプレで、いつか本物の天使になれると信じる彼が
けなげでときには痛々しいです。

《と》
『ドニー・ダーコ』(原題:Donnie Darko)
ドニー・ダーコは17歳の高校生。
ある日、彼の前に銀色のウサギが現れて、
「世界の終りまで、あと28日6時間42分12秒」と告げる。
銀色のウサギは人間と同じ大きさで、全然かわいくない。
いや、むしろ怖くてゾクゾク。
不思議な世界に足を踏み入れた気がして、何度でも観たくなるおもしろさ。
今年観たなかではトップ3に入るかな。
ぐるぐるまわる不可解ワールドがお好きな方はぜひ。

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今年観た映画50音順〈さ行〉

2003年12月29日 | 映画(さ行)
《さ》
『サラマンダー』(原題:Reign of Fire)
ロンドンの地下に太古から潜んでいた巨大な竜。
繁殖した竜はやがて地球を乗っ取り、
人類は身を隠しながらの生活を余儀なくされる。
それから20年後、要塞に暮らす人類とアメリカ兵たちが竜と闘うことになる。
しょうもな~と思いつつ観てしまうこの手の作品。
やっぱりそれなりにオモロかったりします。
マシュー・マコノヒーもスキンヘッドが似合う。

《し》
『CQ』(原題:CQ)
1960年代末のパリが舞台。
ポールはB級映画『ドラゴンフライ』の編集者。
ある日、監督がクビになり、ポールは監督代行を命じられる。
そして、女性スパイ「ドラゴンフライ」に恋してしまうポール。
監督はフランシス・フォード・コッポラの息子。

《す》
『ストーリーテリング』(原題:Storytelling)
「フィクション」と「ノンフィクション」の2部構成。
「フィクション」の部は、ライティングのゼミを受講する女子大生が主人公。
彼女が交際しているのは同じゼミの脳性麻痺の学生。
ある日、彼の書いた文章が教授に酷評され、
彼をなぐさめるはずが大げんかに。
「ノンフィクション」の部は、靴屋で生計をたてながら、
ドキュメンタリー映画の撮影監督への夢を捨てきれない男性が、
自分の映画にこれぞふさわしいと思う人材と町で出会う。
さっそく撮影許可を取り、彼の家族を取材しはじめるが、
それがもとで家族は一気に崩壊。
もちろんどちらもフィクションですが、
どっちがどっちやねんと思う構成で、ブラックな笑いを誘います。

《せ》
『セレンディピティ』(原題:Serendipity)
偶然出会った男女がお互いに一目惚れ。
本当に運命の糸で結ばれているのなら、
電話番号なんて交換しなくても運命が自分たちを引き合わせてくれるはずと信じて別れる。
主演のジョン・キューザックがめちゃ好きなもんで、
彼の出演する作品は外せません。

《そ》
『ソラリス』(原題:Solaris)
宇宙ステーションの駐在科学者たちの不可解な行動を調査するため、
ジョージ・クルーニー演じる心理学者がステーションへ派遣される。
彼がつきとめた衝撃の真実とは、
惑星ソラリスが科学者たちの記憶に呼応して
彼らの愛した人々をそこに創造するということだった。
ソ連の名作『惑星ソラリス』(1972)のリメイクですが、これは別ものと言えます。
SFっちゅうのか、ラブストーリーですね。
しかも、めちゃめちゃわかりやすい。(^^;

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