夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈さ行〉

2005年12月17日 | 映画(さ行)
《さ》
『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』(原題:Sahara)
米誌『ピープル』の「最もセクシーな男性」に、今年選出されたマシュー・マコノヒー
彼演じる海洋機関のエージェントは、
南北戦争時に忽然と消えたお宝船が砂漠に眠ると信じ、
ナイジェリアとマリの国境へ。
一方、ペネロペ・クルス(トム・クルーズの元カノ)演じる女医は
死者続出の謎の病の感染源がマリにあると考える。
偶然出会った双方は行動をともにすることに。
字幕に「ウッソー!」や「(爆弾を)ナヨナヨ投げろ」なんてのがあって、
こりゃ絶対戸田奈津子さんだと思ってたら菊池浩司さん。
戸田さんの「なっち語」を引き継ぐのは、菊池さんにちがいないと確信しました。
戸田さんの字幕についてはこちらこちらの日記をどうぞ。

《し》
『真珠の耳飾りの少女』(原題:Girl with a Pearl Earring)
17世紀のオランダを代表する画家、フェルメールの同題の名画は、
こうして描かれたのではと推測。
貧しい家庭に育つ少女グリートは、家計を支えるためにフェルメール家へ奉公に。
グリートが拭いた窓から光が射し込み、
それがフェルメールの新作を生むきっかけとなる。
周囲は次第にふたりの関係を疑い始める。
『ブリジット・ジョーンズの日記』のマーク・ダーシー役、コリン・ファースがフェルメールを。
何にせよ、堅物役が似合う。

《す》
『スタスキー&ハッチ』(原題:Starsky & Hutch)
1970年代に人気だったTVシリーズの映画化。
カリフォルニア州、ベイ・シティ・エリア。
超真面目とちゃらんぽらん、対照的なふたりの刑事がコンビを組まされ、
麻薬がらみの殺人事件を捜査することに。
劇場未公開納得の作品だけど、
私のツボであるベン・スティラーオーウェン・ウィルソン主演。
これが笑わずしておられましょうか。
カーペンターズとかバリー・マニロウとか、選曲もツボに入って笑いまくり。
最後にはオリジナル・キャストのふたりも登場。
寒いけど、懐かしさいっぱい。

《せ》
『世界でいちばん不運で幸せな私』(原題:Jeux D'enfants)
フランス・ベルギー合作。
大好きな母が重病を患っている男の子と、
ポーランド移民であるためにいじめに遭っている女の子。
この幼なじみのふたりが始めた「仕掛けたゲームに乗るゲーム」。
そのせいで、お互いに特別な想いを抱きながらも
素直になれないまま年月が流れる。
ファンタジックなラブコメだけど、ブラック色も強く、不思議な余韻。

《そ》
『ソウ』『ソウ2』

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