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『劇場版 ブルーロック EPISODE 凪』

2024年05月03日 | 映画(は行)
『劇場版 ブルーロック EPISODE 凪』
監督:石川俊介
声の出演:島﨑信長,内田雄馬,興津和幸,浦和希,海渡翼,小野友樹,斉藤壮馬,諏訪部順一,内山昂輝,木村昴,神谷浩史他
 
これもイオンシネマ茨木にて。
 
2018年に『週刊少年マガジン』にて連載が開始され、今なお継続中の同名人気コミックの劇場版映画。
例のごとく私は原作未読でTVアニメも未見であるばかりか、
本作を観るまでは何の競技を扱う作品なのかも知りませんでした。
えっ、サッカーだったの!?とたまげる(笑)。
 
あんまりやる気のない男子がやる気満々の男子に引きずられて行くところが。
 
スマホでゲームばかりしている男子高校生・凪誠士郎は「めんどくせぇ」が口癖。
人との関わり合いを避け、部活にもまったく興味がないのに、
同級生の御曹司・御影玲王にぶち当たられてスマホが吹っ飛んださいに、
絶対にスマホを壊したくない凪が見せた身体能力の高さに玲王がビックリ。
玲王は凪に「一緒にサッカーをして世界一になろう」と誘う。
 
というふうに話はスタートするのですけれど、
凪が玲王に声をかけられるなり、「あ、お金持ちの人。お金ちょうだい」と言うところは嫌い。
なんでアンタに金やらなあかんねんと、かなり嫌な気分に(笑)。
 
その後もこれでいいんですかの連続で。
玲王も凪もサッカーを一度もしたことがなく、凪に至ってはルールさえあやふやにしか知らない。
なのに強豪校をなぎ倒し、サッカーを始めてたった半年で日本代表の強化選手に。
最強のストライカーを決める“ブルーロック”プロジェクトに参加するんですよね。
 
面白いか面白くないかと聞かれたら、面白かったです。
でも幼い頃から一生懸命練習しているサッカー少年たちにとって、これは憧れの対象になるんですか。
いわばポッと出の天才肌の男子たちが活躍する姿はどう映るのか。
サッカーをしている人たちに聞きたいなぁ。本作のサッカーはどうなのかって。

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