奈良市高畑福井町にある新薬師寺では毎年4月8日に修二会が行われます。
夕刻から始まる声明薬師悔過法要のあと暗くなった頃、鐘楼の合図とともに初夜法要の「お松明」の火の明かりに導かれた導師が本堂の前を練り歩きお堂に入られます。
7mほどの大松明10本と1本の籠松明が奉納される行事は天平時代から続くもので豪快で荘厳です。
桜が咲くこの時期、明かりに照らされた夜桜とともに本堂が浮かび上がります。
最後にひときわ大きい籠松明はくるっくるっと力強く回し、火の粉が舞い落ち境内を清めます。
松明の火は道灯りの結界浄化を意味します。
本尊薬師如来に滅罪、厄除けを祈願する行法で千年の歴史があります。
(H18.4.8 Kiss Digtal N撮影)
夕刻から始まる声明薬師悔過法要のあと暗くなった頃、鐘楼の合図とともに初夜法要の「お松明」の火の明かりに導かれた導師が本堂の前を練り歩きお堂に入られます。
7mほどの大松明10本と1本の籠松明が奉納される行事は天平時代から続くもので豪快で荘厳です。
桜が咲くこの時期、明かりに照らされた夜桜とともに本堂が浮かび上がります。
最後にひときわ大きい籠松明はくるっくるっと力強く回し、火の粉が舞い落ち境内を清めます。
松明の火は道灯りの結界浄化を意味します。
本尊薬師如来に滅罪、厄除けを祈願する行法で千年の歴史があります。
(H18.4.8 Kiss Digtal N撮影)