マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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春日大社節分万灯籠

2010年03月10日 08時57分39秒 | 奈良市へ
節分の3日は県内各地の寺社などで豆まきなどの行事が行われている。

その夜、春日大社では家内安全や無病息災を願う節分万灯籠」が行われた。

大社の灯籠は約三千基。平安時代の末期、豊作を祈願して灯籠を奉納する習わしがあった。

そのころは常夜灯と呼ばれていた灯籠。

明治時代以降は万灯籠と呼ばれるようになり、現在は節分とお盆の年2回催されている。

参道脇にある約2千基の石灯籠や重要文化財の回廊に吊された約1千基の釣(つり)灯籠に火が点される。



暗闇の中に浮かび上がる朱塗りの社殿など。

淡い光に包まれる幻想的な情景に参拝者は見入った。

(H22. 2. 3 EOS40D撮影)