およそ8カ月ぶりにやってきた川上村の大滝。
これより高原に向かう途中に聞いておきたい大滝の地蔵さんまつりである。
正式な行事名がそれであるのか、どうもわかっていない。
数年前より探していた地蔵さんまつりがようやく実現できるが、行事日は3月、それとも4月であるのか。
平成28年4月24日に訪れた大滝で出会えた辻井酒店の店主の話しによれば、3月24日であった。
来月になるので念のためと思って辻井商店を伺ってみた。
ごめんくださーいと大きな声をあげたら奥からご婦人が出てこられた。
酒店は親戚になるという辻井商店。
なるほどである。婦人がいうには3月23日に近い日で、だいたいが第三木曜日になるという。
前日の第三水曜日は器械で搗く餅搗き。
隣近所の7人ほどで事前準備。
今年は3月23日の木曜日になりそうだとカレンダーを見てくださったが、なんとなく不安にかられる。
地蔵さんの祭りは、婦人の姑さんが地蔵さんをもってきて始めた行事のようだ。
般若心経三巻唱えて、炊いたアズキゴハンを皆と一緒にその場で食べる。
それからゴクマキをすると云っていた婦人が、嫁入りした翌年の昭和34年9月26日である。
その年に発生した伊勢湾台風によって住まいが流されてしまった。
大雨のその日はみるみるうちに紀の川が洪水状態。
足元にピチャピチャきた途端に流された。
それはほんまに恐ろしかったという。
こうした伊勢湾台風の影響で大滝どころではなく、過去最悪の洪水に下流域も含めては甚大な被害が出た。
伊勢湾台風の洪水によって、紀の川流域治水はもとより日本の災害対策は、根本的に河川改修の変更を迫られた。
その治水をするために生まれた大滝ダム建設であった。
地蔵さんのまつりを取材させていただく旨、お願いをして村を離れようとしたときだ。
商店向かいの場に軽トラが停まっていた。
運転手が飛び出して商店街に建つ何軒かのお家に声をかけていた。
軽トラは全国1000店を目指して広がる移動販売スーパーのとくし丸。
県内のスーパーヤマトーと提携したと奈良新聞が報じていたこれだ。
山間部にとってはありがたい新鮮な食料を届けてくれる移動販売スーパー。
欲しいものがあれば要望を叶えてくれるのがありがたいという。
特に車という足がない人は助かると話す生活支援。
尤も、移動販売車は以前から営業されている人がいる。
例えば豆腐屋もそうであるが、生活食材となれば、豆腐一丁では済まされない。
私が初めて見た天理市藤井の村であった。
山間部にやってくる移動販売車が助かりますと、買い物困難者の村人が云っていたことを思い出す。
ただ一点、気がかりなことがある。
私は数年前まで患者さんを自宅まで送り迎えする送迎ドライバーの職に就いていた。
2人制の交替制であったから休みはとれた。
ところが体調を壊して短期、長期間の入院を経験した。
短期間であれば、私が復帰するまで連続勤務で逃げられたが、長期間となれば交替要員が補充されるまではずっと我慢の子、である。
個人事業主であるドライバーさんは仕入から販売に営業もする。
すべて一人の独立体制に休みはない。
その人がずっと健康であることは考えられない。
体調を壊した場合はどうしているのだろうか。
ちなみに「㈱とくし丸」の「とくし」は「篤志」の意味をもって事業名にしたそうだ。
耳に残りそうな、「とく とく とーくっのとくしまるー ・・・ なかまがよってくるとくしまる ♪」のテーマソングがスピーカーから流れてきたら・・・集まってきた。
(H29. 2. 3 SB932SH撮影)
これより高原に向かう途中に聞いておきたい大滝の地蔵さんまつりである。
正式な行事名がそれであるのか、どうもわかっていない。
数年前より探していた地蔵さんまつりがようやく実現できるが、行事日は3月、それとも4月であるのか。
平成28年4月24日に訪れた大滝で出会えた辻井酒店の店主の話しによれば、3月24日であった。
来月になるので念のためと思って辻井商店を伺ってみた。
ごめんくださーいと大きな声をあげたら奥からご婦人が出てこられた。
酒店は親戚になるという辻井商店。
なるほどである。婦人がいうには3月23日に近い日で、だいたいが第三木曜日になるという。
前日の第三水曜日は器械で搗く餅搗き。
隣近所の7人ほどで事前準備。
今年は3月23日の木曜日になりそうだとカレンダーを見てくださったが、なんとなく不安にかられる。
地蔵さんの祭りは、婦人の姑さんが地蔵さんをもってきて始めた行事のようだ。
般若心経三巻唱えて、炊いたアズキゴハンを皆と一緒にその場で食べる。
それからゴクマキをすると云っていた婦人が、嫁入りした翌年の昭和34年9月26日である。
その年に発生した伊勢湾台風によって住まいが流されてしまった。
大雨のその日はみるみるうちに紀の川が洪水状態。
足元にピチャピチャきた途端に流された。
それはほんまに恐ろしかったという。
こうした伊勢湾台風の影響で大滝どころではなく、過去最悪の洪水に下流域も含めては甚大な被害が出た。
伊勢湾台風の洪水によって、紀の川流域治水はもとより日本の災害対策は、根本的に河川改修の変更を迫られた。
その治水をするために生まれた大滝ダム建設であった。
地蔵さんのまつりを取材させていただく旨、お願いをして村を離れようとしたときだ。
商店向かいの場に軽トラが停まっていた。
運転手が飛び出して商店街に建つ何軒かのお家に声をかけていた。
軽トラは全国1000店を目指して広がる移動販売スーパーのとくし丸。
県内のスーパーヤマトーと提携したと奈良新聞が報じていたこれだ。
山間部にとってはありがたい新鮮な食料を届けてくれる移動販売スーパー。
欲しいものがあれば要望を叶えてくれるのがありがたいという。
特に車という足がない人は助かると話す生活支援。
尤も、移動販売車は以前から営業されている人がいる。
例えば豆腐屋もそうであるが、生活食材となれば、豆腐一丁では済まされない。
私が初めて見た天理市藤井の村であった。
山間部にやってくる移動販売車が助かりますと、買い物困難者の村人が云っていたことを思い出す。
ただ一点、気がかりなことがある。
私は数年前まで患者さんを自宅まで送り迎えする送迎ドライバーの職に就いていた。
2人制の交替制であったから休みはとれた。
ところが体調を壊して短期、長期間の入院を経験した。
短期間であれば、私が復帰するまで連続勤務で逃げられたが、長期間となれば交替要員が補充されるまではずっと我慢の子、である。
個人事業主であるドライバーさんは仕入から販売に営業もする。
すべて一人の独立体制に休みはない。
その人がずっと健康であることは考えられない。
体調を壊した場合はどうしているのだろうか。
ちなみに「㈱とくし丸」の「とくし」は「篤志」の意味をもって事業名にしたそうだ。
耳に残りそうな、「とく とく とーくっのとくしまるー ・・・ なかまがよってくるとくしまる ♪」のテーマソングがスピーカーから流れてきたら・・・集まってきた。
(H29. 2. 3 SB932SH撮影)