マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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今年も美味しい筍を届けてくれた

2023年05月06日 07時20分45秒 | もらいもの・おくりもの
筍山を所有しているU家。

息子たちは同級生。

かーさんたち女性陣は、ときどき出かけては女子会。

ご主人は、いつもこの時季になれば、筍掘りの道具を抱ええ筍山に入り。

筍掘りは、この時季になればテレビで伝えられるケースが多くなる。

筍山(※筍畑とも)の主は、テレビ局が連れてきたタレントに、ここら辺りにある、と指示。

先に掘る山主の動きなどを見て、さぁ、掘ってくださいと指示が入る。

えー、いっこもわからへん。どこに筍あるの?。

足で踏んでわかる微妙な突起。

そこから筍がニョキニョキでているのだが、地面と同色・同土に、あったというが、そこじゃない。

これだ、と見つけた大きくなっている筍。

若いほど旨い筍。

成長著しい筍。

短時間の間に一気に成長する筍。

美味しい筍はレンズの視野に入らない土中。

見えない土中に旨い様態の筍があるんだ。

それを映さず、やや硬くなっている筍を映す。

だから、初めて筍掘りを体験する人は、そのイメージ掘ろうとする。

筍の穂先が見える直前の状態。

穂先が埋もれている筍掘り

山主とのやりとりは、場所、主が違っても、いつも同じパターンを放送する報道に新鮮味は・・ない。

実際、筍掘りはたいへんな作業である。

視力に体力も要る筍掘り。

いつもあるがとう、を伝えて受け取る。



不在であったら門扉に吊るしていることもある。

そのときはお礼の電話をかける。

10日に届けてくれた美味しい春の便り。

早い年なら3月末に届くこともある。

大きさに特大はなく、丁度食べごろの筍ばかり。

届いたその夕方に下処理。

皮を剥いて白い肌を魅せる採れたて新鮮筍。

その日の晩食は、筍湯がきも済ませて翌日回し。



お造りに、筍ご飯を食べた。

介護療養中のおふくろも喜んで食べた新鮮な筍。

アクなぞ一切なし。

しかも柔かい筍に舌鼓。

(R3. 4.10、11 SB805SH撮影)