ねはん行事の取材の合間に見ていた三重県名張市・結馬の集落景観。
古民家とも思える歴史を感じる建物。
農を営む田園地に建つ農小屋も風景の一部に溶け込んでいる。
長閑な風景に、のんびり寛げる空間もまた癒しの情景。
中でも、ときおり目に入った節分の印し。
玄関口に刺しているヒイラギイワシ。
トゲトゲに葉っぱでわかるヒイラギの枝。
奈良県川上村・高原の地にもあるが、その棘のあるヒイラギの葉から「メツキバ(※目突き葉)」と、呼んでいた。
玄関を入ろうとする鬼が目を突く。
そんな謂れがあるメツキバ(※目突き葉)に、焼いたイワシの頭もある。
また、ある地域では「オニのメツキ(※鬼の目突き)」。
焼いたイワシの頭は焦げ嗅い。
そのにおいが嫌いな鬼を追い出す。
つまり、お家を守る魔除けの道具である。
ヒイラギにイワシがそろった名称が「ヒイラギイワシ(※柊鰯)」。
いつまでも続けてほしい民間習俗である。
(R3. 3.14 EOS7D/SB805SH撮影)
古民家とも思える歴史を感じる建物。
農を営む田園地に建つ農小屋も風景の一部に溶け込んでいる。
長閑な風景に、のんびり寛げる空間もまた癒しの情景。
中でも、ときおり目に入った節分の印し。
玄関口に刺しているヒイラギイワシ。
トゲトゲに葉っぱでわかるヒイラギの枝。
奈良県川上村・高原の地にもあるが、その棘のあるヒイラギの葉から「メツキバ(※目突き葉)」と、呼んでいた。
玄関を入ろうとする鬼が目を突く。
そんな謂れがあるメツキバ(※目突き葉)に、焼いたイワシの頭もある。
また、ある地域では「オニのメツキ(※鬼の目突き)」。
焼いたイワシの頭は焦げ嗅い。
そのにおいが嫌いな鬼を追い出す。
つまり、お家を守る魔除けの道具である。
ヒイラギにイワシがそろった名称が「ヒイラギイワシ(※柊鰯)」。
いつまでも続けてほしい民間習俗である。
(R3. 3.14 EOS7D/SB805SH撮影)