今日も来てや、の要望に毎度、毎日に出向く病室。
この日の顔もさっぱりしていたが、こんなんあったんやで、という感じで話し出す腹痛騒動。
お腹が痛くなって苦痛だったコルセットを看護士さんにお願いして外してもらった。
背中からコルセットが押さえているのか、それともお腹がくっついているのか・・・。
ゴムが緩いパンツ型おむつが押さえているのか、それともこれまで何度も着ているバジャマのゴムがキツイのか。
浣腸をしてもらったらスッキリしたと話す。
このときの状態を診ていたM看護士が云うには、昨晩からやや固めのおかいさんに替えてからも完食したという晩御飯。
朝はお腹が張っていたが食べきれずにいた。
お腹がパンパンになって痛くなった。
ここらあたりがキリキリ痛んだ。
そういう状態を診た看護師さんは、食事の量と消化の関係と判断されて浣腸をしたという。
そういうわけでスッキリした顔になっていた。
スッキリしたお腹に昼食は美味しく食べられたという。
この日の午後3時がリハビリ開始。
まずは足揉み。
「食べやんと筋肉がつかへんから頑張らな」、と気合を入れるリハビリ担当のK理学療法士の声にガンバルおふくろ。
そのころ丁度に始まったじーんせーい、ワンツーワンツーの音楽が拡がる共有コーナーに集まった車椅子患者の集団体操である。
3時20分、車椅子移りをしようとしたが、お腹が痛いと訴えた。
その件に関しては後述するが、外していたコルセットの再装着である。
理学療法士がぼそっと口に出した言葉。
朝に訴えたおふくろの要望に外したコルセットが緩めなくてもいいような箇所も外していた。
お腹の部分だけで良かったものの、肩当て、背中当ての部分も緩めて外した。
見かけは変わりないが、いわばバラバラの状態になっていたコルセットは全面的な調整を要する状態。
おふくろの体形に採寸して作ったコルセットの調整部分を手直しする。
箇所ほとんどであるから調整時間がけっこうかかる。
調整する理学療法士が云った。
このコルセットは寝ているときは外しても構わないということである。
許可は主治医からあったそうだ。
ようやくコルセットを装着して離床。
手すりに身体を支えて立つのであるが、怖さがあるのか、すっと立ち上がらない。
「しっかり立つ」の声がかかれば、すっと立った。
おふくろがキムタクそっくりだというK理学療法士の声に難なく立った。
なんとできて血圧を測る。
特に問題はない値である。
ようやく出発する車椅子。
廊下に出たとたんに要求する排便。
廊下には数か所のトイレがある。
おむつはしているが洋式トイレでしたいと云う。
看護士さんが診ましょうか、と云われても選んだのはKさん。
それだけ信頼しているKさんもトイレに入って状況を診る。
時間はかかったが、難なくできて、これまで嫌がっていた洗浄シャワーもするようになった。
介助なく始末できたのが嬉しいが、それで綺麗に取れるわけでもなく、療法士の手を借りてお尻拭き。
午後4時、4階までは車椅子移動。
窓から若草山が見える理学療法室でリハビリ運動。
コワゴワもなく動きも早くなって水平棒に手を添えて歩く歩行運動。
時間はあっという間の一挙に往復する。
ただ、歩き方を見ていたら、膝は上がっていない。
どちらかと云えばすり足のように見える。
動きがいいので、もう一回しましょうかと、云われたが、これでいい、だ。
4階に戻ってきて病室に、と思っていたがそうではなかった。
車椅子でこのまま居たいというのである。
そうであれば、ナースステーション前の共用ルームに何人かおられる患者さんが座っている席に行こうか、といえば、そうしてという。
初回の介護認定調査のときにはノーと云っていた集団の中。
これじゃあかんと思って頑張ってみようと思ったのか・・。
でもなく、病室よりも明るい共用ルームの方が心が晴れ晴れになると思ったのである。
自ら言い出して、決まった席につく。
共用ルームには四人掛けのテーブルが数台ある。
そのテーブルには名札を貼っている。
つまりは指定席。
患者さんどうしが会話ができる仕組みになっている。
夕食はどうやらここで食事をするらしい。
馴染んでくれたら嬉しいおふくろに手を振って離れたときにY看護士が伝えた低温火傷。
原因は両腰、2カ所に当てている「ゆたぽん」である。
当てていた「ゆたぽん」は、寝返り、起き上がりに身体を動かす。
その際にズレてしまった「ゆたぽん」が肌身に当たっていたので、低温火傷の症状がでているから注意してください、という。
その言葉は看護士さんにそっくり返す。
おふくろは云われたことは素直に応じるので、そう云ってあげてくださいと、返した。
(H29.10.27 SB932SH撮影)
この日の顔もさっぱりしていたが、こんなんあったんやで、という感じで話し出す腹痛騒動。
お腹が痛くなって苦痛だったコルセットを看護士さんにお願いして外してもらった。
背中からコルセットが押さえているのか、それともお腹がくっついているのか・・・。
ゴムが緩いパンツ型おむつが押さえているのか、それともこれまで何度も着ているバジャマのゴムがキツイのか。
浣腸をしてもらったらスッキリしたと話す。
このときの状態を診ていたM看護士が云うには、昨晩からやや固めのおかいさんに替えてからも完食したという晩御飯。
朝はお腹が張っていたが食べきれずにいた。
お腹がパンパンになって痛くなった。
ここらあたりがキリキリ痛んだ。
そういう状態を診た看護師さんは、食事の量と消化の関係と判断されて浣腸をしたという。
そういうわけでスッキリした顔になっていた。
スッキリしたお腹に昼食は美味しく食べられたという。
この日の午後3時がリハビリ開始。
まずは足揉み。
「食べやんと筋肉がつかへんから頑張らな」、と気合を入れるリハビリ担当のK理学療法士の声にガンバルおふくろ。
そのころ丁度に始まったじーんせーい、ワンツーワンツーの音楽が拡がる共有コーナーに集まった車椅子患者の集団体操である。
3時20分、車椅子移りをしようとしたが、お腹が痛いと訴えた。
その件に関しては後述するが、外していたコルセットの再装着である。
理学療法士がぼそっと口に出した言葉。
朝に訴えたおふくろの要望に外したコルセットが緩めなくてもいいような箇所も外していた。
お腹の部分だけで良かったものの、肩当て、背中当ての部分も緩めて外した。
見かけは変わりないが、いわばバラバラの状態になっていたコルセットは全面的な調整を要する状態。
おふくろの体形に採寸して作ったコルセットの調整部分を手直しする。
箇所ほとんどであるから調整時間がけっこうかかる。
調整する理学療法士が云った。
このコルセットは寝ているときは外しても構わないということである。
許可は主治医からあったそうだ。
ようやくコルセットを装着して離床。
手すりに身体を支えて立つのであるが、怖さがあるのか、すっと立ち上がらない。
「しっかり立つ」の声がかかれば、すっと立った。
おふくろがキムタクそっくりだというK理学療法士の声に難なく立った。
なんとできて血圧を測る。
特に問題はない値である。
ようやく出発する車椅子。
廊下に出たとたんに要求する排便。
廊下には数か所のトイレがある。
おむつはしているが洋式トイレでしたいと云う。
看護士さんが診ましょうか、と云われても選んだのはKさん。
それだけ信頼しているKさんもトイレに入って状況を診る。
時間はかかったが、難なくできて、これまで嫌がっていた洗浄シャワーもするようになった。
介助なく始末できたのが嬉しいが、それで綺麗に取れるわけでもなく、療法士の手を借りてお尻拭き。
午後4時、4階までは車椅子移動。
窓から若草山が見える理学療法室でリハビリ運動。
コワゴワもなく動きも早くなって水平棒に手を添えて歩く歩行運動。
時間はあっという間の一挙に往復する。
ただ、歩き方を見ていたら、膝は上がっていない。
どちらかと云えばすり足のように見える。
動きがいいので、もう一回しましょうかと、云われたが、これでいい、だ。
4階に戻ってきて病室に、と思っていたがそうではなかった。
車椅子でこのまま居たいというのである。
そうであれば、ナースステーション前の共用ルームに何人かおられる患者さんが座っている席に行こうか、といえば、そうしてという。
初回の介護認定調査のときにはノーと云っていた集団の中。
これじゃあかんと思って頑張ってみようと思ったのか・・。
でもなく、病室よりも明るい共用ルームの方が心が晴れ晴れになると思ったのである。
自ら言い出して、決まった席につく。
共用ルームには四人掛けのテーブルが数台ある。
そのテーブルには名札を貼っている。
つまりは指定席。
患者さんどうしが会話ができる仕組みになっている。
夕食はどうやらここで食事をするらしい。
馴染んでくれたら嬉しいおふくろに手を振って離れたときにY看護士が伝えた低温火傷。
原因は両腰、2カ所に当てている「ゆたぽん」である。
当てていた「ゆたぽん」は、寝返り、起き上がりに身体を動かす。
その際にズレてしまった「ゆたぽん」が肌身に当たっていたので、低温火傷の症状がでているから注意してください、という。
その言葉は看護士さんにそっくり返す。
おふくろは云われたことは素直に応じるので、そう云ってあげてくださいと、返した。
(H29.10.27 SB932SH撮影)