一人住まいで頑張ってきた母が卒寿を目前にしたある日、転倒して右腕を骨折。寝起き、着替え、食事、トイレ、日常生活の全てに手助けが必要となり、介護申請をしてみれば、「要介護4」の判定。4姉妹による24時間スタンバイの介護の日々が始まりました。そんな毎日の中で、母の日々の様子や、心配なこと、疑問に思うこと、困っていること、改善されたこと、嬉しかったこと、などを綴っていきたいと思います。
まずは、一歩前進のお話。
(1)介護ベッドの導入
今まで使っていたソファーベッドが古くなりスプリングも痛み、毎朝母が腰が痛いと言っていたので、買い換えを考えていましたが、この機会に電動で背中を起こしたり高さを調節できる介護ベッドのレンタルに踏み切りました。
腰痛は少し軽減したようですが、尾てい骨付近が赤くなっているのが気になります。また寝起きの介助も楽になると期待しましたが、母の不安感と私たちの不慣れのせいか、効果はイマイチ。寝起きの介助が楽になったという実感はありません。
(2)介護タクシーの利用
通院のために介護タクシーを紹介してもらいました。有料(2000円)ですが室内から車までの車椅子の移動、乗車の介助もお願いできて、運賃は普通のタクシーと同じ。外出するのに安心で、とても便利、とても助かります。でも残念ながら、公的援助はありません。こういうのに保険が適用されると、行動範囲はぐっと広がるんだけどな。
(3)おむつの支給
一ヶ月に30枚のおむつが無料で支給されます。十分な数とはいえないけれど、幾分か助かります。届けてもらえるのも有り難い。
次に、行き詰っていること。ヘルパーさんが来ない!
(1)「見守り」は対象外
自分の家の用事や買い物で1、2時間留守にしたいとき、母を一人で置いておけない。留守の間にトイレに行きたくなることもあるし、電話がなって不安になるかもしれない。そこに居て、その時必要な手助けをしてもらうことが、在宅介護ではとても重要だと思うのだけど、そういうルールにはなっていないとのこと。え~、何か変。
(2)早朝のヘルパーさんが居ない
朝上体を起こして、体を拭いて、着替えをして、ベッドから椅子へ移動。場合によってはトイレへ行く介助。これが本当に力仕事なんです。今や手は腱鞘炎の気配、腰が痛い、足が痺れる、とにかくクタクタ。体力的にそろそろ限界です。でも朝7時とかに来てくれるヘルパーさんが見つからない、というのがケアマネージャの話。重労働だし、報酬は低いし、ヘルパーさんが少ないのも納得。とは言え、「要介護4」と認定だけしておいて、本当に必要な援助が受けられない体制って、何か、おかしくない?
そういうわけで、ヘルパーさんが入ることを頑なに拒否していた母が、ようやく軟化してきた。やれやれ、私たちが倒れる前に少し楽になる、と期待した矢先に、現実の厳しさにぶつかって、ガックリしている私たち4姉妹です。
まずは、一歩前進のお話。
(1)介護ベッドの導入
今まで使っていたソファーベッドが古くなりスプリングも痛み、毎朝母が腰が痛いと言っていたので、買い換えを考えていましたが、この機会に電動で背中を起こしたり高さを調節できる介護ベッドのレンタルに踏み切りました。
腰痛は少し軽減したようですが、尾てい骨付近が赤くなっているのが気になります。また寝起きの介助も楽になると期待しましたが、母の不安感と私たちの不慣れのせいか、効果はイマイチ。寝起きの介助が楽になったという実感はありません。
(2)介護タクシーの利用
通院のために介護タクシーを紹介してもらいました。有料(2000円)ですが室内から車までの車椅子の移動、乗車の介助もお願いできて、運賃は普通のタクシーと同じ。外出するのに安心で、とても便利、とても助かります。でも残念ながら、公的援助はありません。こういうのに保険が適用されると、行動範囲はぐっと広がるんだけどな。
(3)おむつの支給
一ヶ月に30枚のおむつが無料で支給されます。十分な数とはいえないけれど、幾分か助かります。届けてもらえるのも有り難い。
次に、行き詰っていること。ヘルパーさんが来ない!
(1)「見守り」は対象外
自分の家の用事や買い物で1、2時間留守にしたいとき、母を一人で置いておけない。留守の間にトイレに行きたくなることもあるし、電話がなって不安になるかもしれない。そこに居て、その時必要な手助けをしてもらうことが、在宅介護ではとても重要だと思うのだけど、そういうルールにはなっていないとのこと。え~、何か変。
(2)早朝のヘルパーさんが居ない
朝上体を起こして、体を拭いて、着替えをして、ベッドから椅子へ移動。場合によってはトイレへ行く介助。これが本当に力仕事なんです。今や手は腱鞘炎の気配、腰が痛い、足が痺れる、とにかくクタクタ。体力的にそろそろ限界です。でも朝7時とかに来てくれるヘルパーさんが見つからない、というのがケアマネージャの話。重労働だし、報酬は低いし、ヘルパーさんが少ないのも納得。とは言え、「要介護4」と認定だけしておいて、本当に必要な援助が受けられない体制って、何か、おかしくない?
そういうわけで、ヘルパーさんが入ることを頑なに拒否していた母が、ようやく軟化してきた。やれやれ、私たちが倒れる前に少し楽になる、と期待した矢先に、現実の厳しさにぶつかって、ガックリしている私たち4姉妹です。