
「真冬の寒さ」の今日はとり鍋!
ドキドキしながら迎えたヘルパーさん初体験の日。12時に来る予定ということで、11時45分頃母に伝えると、サッと表情が変わって、「他人は信用できない、人に物を頼むというのは面倒くさいものだ、そういう経験は昔から沢山してきた」と、遠い昔母の両親が赴任の地で“女中さん”だの“コックさん”だのを使っていた話を始めました。そうこうしているうちに、ヘルパーさんは到着。
簡単に紹介し、「今日はどうしても郵便局や銀行に行かなくてはいけないので、その間居ていただくことにした」と説明。ヘルパーさんと15分ほどで打ち合わせを終えて、「あとお願いします」とお任せし、そそくさと家を後にしました。
一歩外に出ると、「いっとき安心して任せていられる♪」という強い開放感。そして実際郵便局や銀行で用足しをし、ドラッグストアで買い物をし、自分用にお弁当などを買っていると、瞬く間に一時間が過ぎて、昼食もそこそこに戻る時間になりました。
戻ってみたら、「お昼とデザートは完食。入れ歯は用意したコップの中で自分で洗浄。トイレに行くことは拒否。後は色々とおしゃべりをした」とのヘルパーさんの報告。母自身は何やらグズグズ言いながらも、感情を爆発させることもなく、最後にヘルパーさんに「ご苦労様でした」と(上から目線の)ご挨拶。
その後うたた寝をし、目覚めると「昨日おかしな人が来たような気がする」と言ったりもしたけれど、比較的穏やかさを保ち、早めに落ち着いて寝る態勢に入ってくれました。
今日は、新しい一歩を踏み出したことが嬉しくて、こちらがとても寛大な気持を維持し続けられたせいか、まずまずの初日となりましたが、今後「なぜ今日はヘルパーさんが来るのか」その都度説明するのが難しいかも。
