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レオナルド・ダ・ヴィンチ《ほつれ髪の女》(絵葉書)
今日は午後から、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想展」を見に出掛けました。この展覧会では、ダ・ヴィンチの作品と弟子やレオナルド派の画家達の作品約80点が展示されていますが、最大の目玉は《ほつれ髪の女》。新聞紙上でもその美しさ、芸術性について色々解説・紹介があって、是非実物を見てみたいと思っていました。
そして、その小さな作品《ほつれ髪の女》は、女性の顔の完成された美しさとふわふわと柔らかい髪の優しいタッチとの組み合わせが何ともいえず魅力的で、期待に違わない素敵な作品でした。その他《岩窟の聖母》(弟子との共作)の聖母の表情にも女性の理想的な美が描かれ、その破綻のない「美」にダ・ヴィンチの不思議な力を感じさせられました。
平日の昼間だというのに会場はかなりの混雑。やや手狭なせいか人が重なって少々見辛い感じもありましたが、作品群の解説も丁寧で、ダ・ヴィンチの生涯を短く纏めたビデオの放映もあって、それなりに興味深く味わうことができました。
展覧会場を出ると渋谷の町は若い人たちで溢れかえり、中にはTシャツ姿の外国人の姿も見られました。初夏のような陽射しを浴びて明るさに満ちた人ごみの中を歩いていると、何だか夏休みのような気分になりました。(三女)
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