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ルーブル美術館展@国立新美術館

2015-03-06 09:35:23 | 日常
           

昨日、国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展」を見てきました。

        

今回の展示は、「日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」というテーマで、16世紀から19世紀半ばの人々の暮らしを描いた地味な作品ばかりです。別展示のフェルメールの「天文学者」(トップの画像)、写真右のクエンティン・マセイス「両替商とその妻」、左のミレー「箕をふるう男」は、比較的有名ですが、全体としては余り知られていない(と思われる)絵がほとんど。

去年秋に行ったパリのルーブル美術館では、どれも急ぎ足でスルーした気がしますが、こうして説明を読みながら一点、一点じっくり見ると、美術界における「世俗画」の位置づけや、画家が何を表現しようとしたのかや、当時の人々の暮らし振りなどが感じられて、結構興味を惹かれました。

  

中でも、「アトリエの芸術家」のエリアに集められた絵には、若い芸術家たちが絵を描く喜びを感じながら、直向きに作品に取り組んでいる初々しい姿があって、好感が持てました。

平日の昼間でしたが、かなりの混雑。中でも画学生風の若者たちの姿が目立ちました。この美術展は6月1日まで開催しています。(三女)
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