昨日は、毎日新聞旅行主催の「ほろ酔いツアー」に夫と参加しました。
8:30新宿駅前集合=〔貸切バス〕=勝沼ぶどうの丘(地下ワイン貯蔵庫見学・試飲・ランチ)=七賢酒蔵開放(きき酒・酒造蔵見学)=サントリー白州蒸留所(ウィスキー工場見学・試飲)=さがみ湖プレジャーフォレスト(500万球のイルミネーション)=相模湖I.C=20:00新宿駅前解散 という行程です。
要は、景色の良いところで各種アルコールを楽しめるという、私たちに打って付けの企画。間違えて「酔いどれツアー」と言ってしまったりしながら、楽しみにしていました。
天気予報では晴れのはずでしたが、高速を走っている間ずっと霧の中。ガイドさんが要所要所で「この辺りで富士山が見えるはずなのですが」と残念がっていました。でも笹子トンネルを抜けたら急に青空が広がって、美しい山並みも見えてきました。ラッキー!
勝沼はいつも高速で通り過ぎるだけで、訪問するのは初めてですが、丘沿いにぶどうが植えられ、丘に囲まれた低地に町が広がり、向こうに山々が見える景色は長閑で、東京とはかけ離れた独特の味わいがありました。
「ぶどうの丘」でワインの試飲。勝沼産のワイン200銘柄を試飲できるとワクワク。白辛口→白甘口→ロゼ→赤と、全部で20種類位試しましたが、結局私も夫も最初に試した白辛口が一番口にあい、それを一本購入。赤は渋みが強く熟成が足りない感じで、残念ながら私たちの好みとは違っていました。
試飲の後は「ぶどうの丘」のレストランで洋食ランチ。コーンスープと鮭のムニエル。まあ、こんなものかな。地ビールは美味しかったです。
バスは再び高速に乗って1時間ほど走り、韮崎で下りて七賢へ。この日は作業はお休みですが、期間限定の蔵開きということで、30分の醸造蔵見学ができます。
ガイドさんの説明を聞きながら、仕込みから醗酵、絞りまでの工程箇所を見せてもらいました。
見学開始時間が予定から30分遅れ、見学終了後すぐに出発。要領の良い人たちは待ち時間に試飲を済ませていましたが、私たちは見学後試飲するつもりだったため飲み損なうという痛恨の事態になりました。まあでも、お土産に小瓶を1人1本貰ったから良しとしましょう。
七賢を後にして、サントリー蒸留所へ。なんとなく走りなれた道、、、。白州界隈もしっかりと春の空気になっていました。
サントリーの広い敷地を歩いてガイドツアーの集合場所へ。お酒が利いているせいか、歩くと少々息が切れます。
前に来た時は貯蔵樽を見た後は天然水工場に連れていかれて「??」と思ったのですが、今回はしっかりウィスキー工場を見学。芳醇な香りを楽しみながら、木樽への仕込み、醗酵、オーク樽での貯蔵の工程を見学しました。
見学後、試飲へ。前回夫は車の運転をしていたので試飲できず、悔しがっていましたが、今回は堂々と飲めます。これぞパックツアーの醍醐味ですね。この土地で取れた麦と南アルプス天然水でできたウィスキー「白州」を南アルプス天然水のソーダで割ったハイボールは抜群の相性で美味しいです!でも同じウィスキーを天然水で割った水割りもやっぱり美味しい。ストレートで飲んで、天然水をチェイサーにしてもやっぱり美味しい。と言いながら、夫も私も3杯も飲んでしまいました。同行の男性諸氏も満足そう。
ツアー最後の行程は、さがみ湖プレジャーフォレストのイルミネーション見学です。6時前に現地に着いた時には、もうイルミネーションは点灯されていて、クリスマスツリーのようなツリーや花畑や滝のような光景が丘に向かって広がっていました。観覧車やメリーゴーラウンドなどの乗り物もあって、子供連れも沢山来ていました。
紫や黄色や青のトンネルや、光に縁取られた建物など、とても華やかで綺麗。若い頃だったら、うっとりロマンティックな気分に浸っただろうな~。でも今の私には余りにも人工的で刺激が強すぎるようにも感じられます。年を取った証拠でしょうか?そうは言っても、ツアーに参加しなかったら絶対に来なかった所に来られて、良い経験となりました。
総じて、参加者に喜んでもらおうという意欲が感じられる、バラエティに富んだ楽しいツアーでした。(三女)