
昨日、東京都庭園美術館で開催中の「メディチ家の至宝展」を見てきました。
庭園美術館は昔は両親や子供達とよく行った記憶がありますが、2011年の改装工事で休館となって足が遠のいていました。2014年にリニューアル開館されて以来初めて訪れてみると、緑豊かなアプローチの先に、モダンな外観の白い建物が見えます。
旧朝香宮邸の館内は、アールデコ様式の格調高く美しい造り。それだけでも鑑賞に値いします。


「メディチ家の至宝展」そのものは、メディチ家の人々の肖像画と、当時の豪華なアクセサリーの展示で、美術の鑑賞というよりはメディチ家の権勢を知る場といった感じです。
美しく聡明な女性(左はイッザベラ、右はマリア)は、豪華な宝石や毛皮で飾られた衣装を身につけて、大公らの覚え目出度さを表しています。


2-4世紀のカメオ「希望に犠牲を掲げる皇帝」と1570-80年の「セイレーンがついたペンダント」。かつてイタリアでは特別な価値を持っていたといわれるカメオや、ルビー、真珠、ダイアモンドなど豪華な宝石がいっぱ~い。精密な技法、豪華さ、華やかさをためらい無く価値としているところが、イタリアらしいという気もしました。


庭園美術館の庭園。手入れの行き届いた緑の芝生が広がって、静かで気持ちの良い空間です。これから私たちの散歩コースのひとつに入れようかな。



庭園美術館の近くのスペインバル「Barca」に入ってみました。まずはビールとサングリアで乾杯!スペインでどうも納得のいかなかったサングリアを最近日本で納得しながら飲んでいます。
まだ5時前で余りお腹が空いていなかったので、タパス系をいくつか注文しましたが、どれもとても美味しくて納得でした。今度はもっとお腹をすかせて、パエリアやがっつり系のイベリコ豚料理なども試してみたいと思います。
雰囲気も良いし、店員さんの感じも良いし、とっても気に入りました。いつか是非ここで「月命日の集い」もやりたいな!(三女)
