ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

利尻島から礼文島

2016-06-17 10:09:20 | 日常
           

6月10日。朝から青空も見える天気ですが、利尻山は裾野しか見えません。今日は利尻島を一周し、礼文島に渡ります。

まず「姫沼」へ。この沼は人工の沼だそうですが、周りをこんもりした樹に囲まれ、着いた時は風も無く、鏡のような水面に青空、新緑の樹々、そして対岸を歩く人々を映し、何とも言えない風情です。沼の周りは木道が造られ、私達はガイドさんの花の説明を聞きながら一周しました。

次は「白い恋人」のパッケージになっている利尻富士が見えると言う「オタトマリ沼」ですが、あいにく何も見えませんでした。ここで集合写真を撮りましたが、山の無い写真は意味無いので買いませんでした。ここで買った ホタテの卵の珍味は美味しかった!

次は「仙法志御崎公園」。ここにはガイドさん曰く「囲われ者のアザラシ(動物園からシーズンだけ出稼ぎに来ています)」が2匹 囲いの中に居て、餌をやることが出来ます。何人かの人が買った餌をやるのを他の人が写真に撮ったり、 昆布専門店を冷やかしたりしていました。

港に向かう車窓からは「寝熊の岩(本当に顔を横にして寝ている姿のようです)」「人面岩(鼻の高い人が口を開けている横顔)」を見ることが出来ました。

利尻島・沓形港からフェリーで約1時間、礼文島の香深港へ。希望者は500円でウニむき体験が出来ましたけれどやりませんでした。建物の階段の下に薄紫の可愛い花が咲いていました。後であちこちで見られた「チシマフウロ」でしたが、初めて見た可愛い花に感動しました。

そこから島の北 金田ノ岬近くの食堂でちょっと遅めの昼食。雲丹、いくら等の美味しい海鮮が沢山。この後プチハイキングがあるのでご飯も完食。いささか胃が重かったです。この食堂の前から対岸の「スコトン岬」と「トド島」が良く見えました。

           

そこからバスで「澄海岬」に行く予定でしたが、もう終わったと聞いていた「レブンアツモリソウ」がまだ咲いている場所があると言う事で そこに寄ることになりました。ありました!薄いクリーム色のマリのようにふっくらした花が。夫が見たかった花なので大喜びでした。皆さんも思いがけず見られた花を写真に撮り満足したようです。

「澄海岬」はかなりの階段を上りくたびれましたが、下に見える海の青が字のごとく澄んだ海そのもの。そして海を囲うような両壁の緑の木?草?の中に白い花が沢山咲いていて素敵でした。

少し離れた海の向こうに猫の形の岩があり記念に写したのですが、残念!携帯では遠すぎボケてしまいました。 景色は素晴らしかったのですが階段の下りで皆さん膝がガクガクしたと言っていました。

さあ次の「桃岩展望台」のぼれるかな?しばらくバスで走り次の展望台の麓へ。 遥か彼方に桃の形をした岩が見えます 「えーあそこまで登るのー」「さっきの階段で足くたびれたー」何て言う声も聞こえましたが、パスしたのは1人だけでした。

階段はあまり無く、かなりの傾斜の道を登って行きます。でも階段より楽です。案内書によると入り口から35分でレンジャーハウス。そこから少し急な坂を20分位歩いて展望台です。下から見えた岩の全体が見え本当に頂上が尖った感じでした 。

日は晴天で風も無く「 エゾカンゾウ」「 レブンコザクラ」「 カラフトゲンゲ」「 チシマフウロウ」「 レブンキンポウゲ「 ハクサンイチゲ」等 白、紫、ピンク、オレンジの可憐で可愛い花が沢山咲いていて、楽しみながらのハイキングでした。

           

夕方のフェリーで香深港から稚内港へ。途中利尻富士が雲から顔を出して見送ってくれました。(次女)
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