ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

オペラ「セビリアの理髪師」

2016-06-20 11:08:49 | 日常
           

昨日は日生劇場で上演されたオペラ「セビリアの理髪師」を次女と観てきました。本当は四女と次女が行くはずだったのが、四女が東京に出てこられない事情ができて、急遽私がピンチヒッターとして次女に同行することになりました。

オペラは今まで余り興味がなかったのですが、オペラの舞台をそのまま映画化しスクリーンで見るライヴビューイングを二度ほど見て、「やはり生で観てみたい」と思い始めていたのに加えて、3月にセビリアにいった時に「セビリアの理髪師」のことも話題になったので、思いがけずこのオペラを見る機会ができてラッキーでした。

           

お話は『両親をなくしたロジーナは、後見人バルトロの家に監禁状態になっている。バルトロは、ロジーナの遺産を狙い、娘ほど歳の離れたロジーナとの結婚を狙っている。ふとしたことでロジーナをみそめたアルマヴィーヴァ伯爵は、「町の何でも屋」を自称するフィガロを使い、恋の成就のために、あの手この手の作戦を練る。・・・』(「一分間で読むオペラストーリー」より)といった喜劇。

出演者は夫々キャラクターにあった演技と歌い振りでしたが、特に次女の知り合い関係者が演じるフィガロは、堂々たる歌声(&体格)と舞台慣れした演技で、この喜劇の雰囲気をリードしていました。ストーリーからは本来の主役とも言われるアルマヴィーヴァ伯爵は、美しい佇まいですが、ちょっと華奢すぎて声量不足。最後は少し息切れ気味だったのが残念でした。

舞台は若い演出家の演出で、歌舞伎の廻り舞台のような仕組みと現代的な演劇の簡略化された装置の組み合わせが、ちょっと不思議な感じでしたが、高低をつけた舞台で軍隊の黒っぽい衣装を着けた合唱隊が背景に立ち、華やかな色彩の服を着たキャストたちが一段低い舞台に並んで挨拶するフィナーレは、豪華で美しく、オペラの楽しさを感じさせてくれました。

           

オペラ鑑賞を終えて外に出ると昼間の蒸し暑さが去って散歩向きの気温。2人でぷらぷら歩きながら、ねこねこさんと良く行くコリドー街の「土風炉」に行って、まずは乾杯!何となく気が向いて、今回はハイボールやモヒートを飲み、

  

新じゃがソテーや岩牡蠣や生春巻きや、その他色々食べながら、おしゃべり。総じて楽しい、豊かな午後のひと時となりました。(三女)
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