干し柿作りが終了したので、空いたネットで野菜を干してみることにしました。
手始めとして在庫の大根、人参、南瓜から。それぞれを1~2mmにスライスし、残った大根も1cm位に厚切りにして干してみました。
<薄切り大根>
写真は1日日干しにした後、霜避けのために夜間室内に取り込んだ翌朝の状態。
室内は加湿器を使って湿度を55%以上に保っているけれど、やっぱり乾燥しているのか、予想以上に乾きが進みました。
そのまま摘まむにはもうちょっとしなっとした状態が好きなのですが、まあ許容範囲です。もう1日干すと料理用の切干大根として長期保存ができそうです。
<ニンジン>
大根よりも水分が抜けやすいみたいで予想以上に乾燥。一応そのまま食べるつもりですが特に美味しくはありません。切干大根に入れた方がいいかな。
<カボチャ>
大根同様の乾燥状態でしたが、皮の部分が特に固くて食べにくいこと。さらに1日日干しにしてみたところ、パリパリにはならず全体が固くなるだけでした。これは味噌汁か何かに放り込んで食べるしかなさそうです。
こうしてみると、そのまま食べるのには人参、南瓜は向かないみたい。野菜チップのようにできるかと期待したのですが全然工程が違うのですね(^-^;
<厚切り大根>
1日干して表面が乾いた大根をフライパンで焼くと、簡単に香ばしくきれいな焼き目がつきました。半分はそのまま塩で(上)、半分はお醤油で更に香味をつけて食べたのですが、どちらも凄く美味しい! 七味をかけても美味しそう。
人参や南瓜を敢えて干すのならば、大根のようにもう少し大きく切ったものを軽く乾燥させて煮物や焼物にするか、干し芋のように一度蒸してから干すといいのかもしれないですね。
この地域では冬場に干し柿や干し芋が多く作られているのですが、それはここの冷たく乾燥した北風と日差しの多さがドライフード作りに向いているということなのでしょう。
いろいろまだ試してみたいものがあるので、東京での忘年会やパーティが無くなってしまったこの冬を、楽しく試行錯誤しながら乗り切ろうと思います。(四女)