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数日前、両親と次男のお墓のある鉄舟寺から、「令和五年『盆行事』と『新住職内定』のお知らせ」というお便りが届きました。
『盆行事』は新盆対象で、SV家には直接関係ないのですが、『新住職内定』について下のようなお知らせがあり、少々びっくり。
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俊明和尚ご遷化(せんげ)以降、コロナ禍の厳しい状況を経て五年目のお盆を迎えます。
鉄舟禅寺の残務処理等の諸事も整理されつつあります。その中で第一の懸案事項
『新住職』が内定しましたのでご報告いたします。
内定新住職 xxxx 僧名 天山和尚(てんざんおしょう)
1980年xx月xx日生まれ ・・・
東福寺派 xx寺副住職在勤6年・・・
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去年7月に母の十三回忌でお墓参りに行った時に、私たちが山頂のお墓参りをしている間、下の玄関先で待っていた次女が、「ご近所の檀家さんが和尚さんは亡くたったようなことを言っていたような・・・」と言っていたのですが、確かめることなくお寺を後にしました。でもやはり亡くなっていたのですね。
俊明和尚さんについては、私たちがお墓参りのためにゼーゼー言いながら山の上に上がった後、どこからともなく身軽な雰囲気でお墓の前に現れて読経してくださり、「どこかにエレベーターが隠されているのではないか」と私たちは疑っていた、という笑い話のような情景や、法要の後「末廣寿司」で清めの食事会をした時には必ず参加して、一緒に楽しく食事をしながら色々とお話をして下さったことを思い出します。
2016年の父の十三回忌、母の七回忌でも、法要後の食事会の席で、「最近はこんなに人が集まる家は少なくなっている」と言って、いつも集まるSV家関連メンバーたちを温かい眼差しで見て下さっていました。
それもこれも、次々に遠い過去の話になっていくようで、なんだか寂しさが募ります。今生きている私たちは、今という時を大切に生きていかなくてはね!
「いのちの歌」(Youtube)
(三女)
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