昨日、渋谷Bunkamuraル・シネマで上映中の「イタリアは呼んでいる」を見てきました。
『英国のショービジネス界で活躍するスティーヴとロブは、イタリアは北から南まで素晴らしい眺望のホテルと美食を巡る旅という“おいしい”仕事を依頼される。 燦々と陽光あふれるイタリアで美食にワインに旅先の恋。笑いが絶えない旅に見えて実は、、、、。』(公式HP「物語」より)といったお話。
ストーリーに人生のペーソスを若干織り込んでいるけれど、要はイタリアの素晴らしく美しい景色、素晴らしく美味しそうな料理をふんだんに見せて楽しませてくれる映画です。
最初はスティーヴとロブの饒舌さに辟易して、レストランでこんなにふざけて大声でおしゃべりして周囲からクレームがでないのが不思議、と感じたのは、周囲の目を気にする日本人気質のせい?結局は、いつの間にかに彼等のジョークにこちらも乗せられて笑っていたのですが。こんな風にマイペースで旅を楽しめたら幸せですよね。
彼等の旅は、北のピエモンテ州からスタートして、西海岸沿いにリグーリア州、トスカーナ州と続き、4日目はローマ、5日目はナポリ~ポンペイ、そして最終日はカプリと続きます。どこも素晴らしい景色!ため息がでます。特に最後のカプリの海のきらめきは素晴らしかったです。
実は私たちも4日目以降の町には行ったことがありますが、中でも若かった頃に行ったナポリ、ポンペイ、カプリの陽気で楽しい思い出が蘇りました。
それにしても、料理がどれもすごいボリュームでかつ美味しそうだった!ああいう本格的な、本場のしっかりしたイタリアンを食べたくなりました。(三女)