ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

なんとか脱出

2007-12-22 12:57:47 | 日常
               
        今日12月22日は冬至:「柚子湯に入れてあげたい、、、」

一昨日の興奮状態が尾を引いて、昨日は朝10時過ぎまで寝ていました。起きてからも一日中「おかしい、変な人がきた」と情緒不安定。夜も「絶対に寝ない」と頑張っていたけれど、8時半ごろ椅子でうたた寝を始めたので、ベッドへ誘導。痛いの何のと叫びながらも、ベッドに横になったら5分ほどで寝息を立て始め、「なんとか脱出」となりました。(お疲れさまでした。)

結局ヘルパーさんが入ったことが、二日にわたって影響したようです。早く日常のこととして受け入れて欲しいですね。

今朝は腰が痛い、手が痛いの一騒ぎはありましたが、なんとか無事起き上がり椅子に移動。着替えにも協力的で、朝食も「おいしい」と食べてくれました。この穏やかさが一日ずっと続きますように。
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ヘルパーさん二日目

2007-12-21 11:39:11 | 福祉
               
        “なな”と“りゅう”(ミミとギギ・・ともいう?):「家族が増えました」

昨日はヘルパーさんが入る二日目でした。「仕事に行かなくてはならないから、その間ヘルパーさんと過ごしていてね」というお願いに、意外にも「良いわよ」という答え。スンナリ受け入れて、ヘルパーさんが作った昼食も完食。トイレにも行ったとのこと。「沢山おしゃべりをなさって、食事が止まってしまうので、しばらく別の部屋に行っていました」とヘルパーさんの言。母のおしゃべりにウンザリしたのかな?ま、良いですね。

ヘルパーさんにお願いしている間は、結局母のための買い物と慌ただしい食事で過ぎていく。せっかくならもう少し長いと有り難いのですけれど、、、。

ヘルパーさんが帰った後も、やや興奮状態なのか眠くもならず、でも機嫌良く過ごしてくれました。・・・そこまでは良かったのですが、頭が冴えてしまった状態が続き、いつまでも寝る態勢に入ってくれず、トイレに行ったりおやつを食べたり、と1時過ぎまで、大変な時間が延々と続きました。あ~、参る!最初から最後まで穏やかなだけの日っていうのは、なかなかありませんね。

* * *

ケアマネージャからの連絡で、近所に4~6時間のデイサービスを受け入れてくれるところを見つけた。体験で1~2時間、家族と一緒に食事をしたり皆さんのゲームを見たりということもOK。年明けに話を具体的に進めたい、という話がありました。
一歩一歩前進です。
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ヘルパーさん初体験

2007-12-19 22:05:21 | 福祉
         
          「真冬の寒さ」の今日はとり鍋!

ドキドキしながら迎えたヘルパーさん初体験の日。12時に来る予定ということで、11時45分頃母に伝えると、サッと表情が変わって、「他人は信用できない、人に物を頼むというのは面倒くさいものだ、そういう経験は昔から沢山してきた」と、遠い昔母の両親が赴任の地で“女中さん”だの“コックさん”だのを使っていた話を始めました。そうこうしているうちに、ヘルパーさんは到着。

簡単に紹介し、「今日はどうしても郵便局や銀行に行かなくてはいけないので、その間居ていただくことにした」と説明。ヘルパーさんと15分ほどで打ち合わせを終えて、「あとお願いします」とお任せし、そそくさと家を後にしました。

一歩外に出ると、「いっとき安心して任せていられる♪」という強い開放感。そして実際郵便局や銀行で用足しをし、ドラッグストアで買い物をし、自分用にお弁当などを買っていると、瞬く間に一時間が過ぎて、昼食もそこそこに戻る時間になりました。

戻ってみたら、「お昼とデザートは完食。入れ歯は用意したコップの中で自分で洗浄。トイレに行くことは拒否。後は色々とおしゃべりをした」とのヘルパーさんの報告。母自身は何やらグズグズ言いながらも、感情を爆発させることもなく、最後にヘルパーさんに「ご苦労様でした」と(上から目線の)ご挨拶。

その後うたた寝をし、目覚めると「昨日おかしな人が来たような気がする」と言ったりもしたけれど、比較的穏やかさを保ち、早めに落ち着いて寝る態勢に入ってくれました。

今日は、新しい一歩を踏み出したことが嬉しくて、こちらがとても寛大な気持を維持し続けられたせいか、まずまずの初日となりましたが、今後「なぜ今日はヘルパーさんが来るのか」その都度説明するのが難しいかも。
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やっぱり重労働

2007-12-18 21:05:04 | 日常
              
     食器棚の上でで寛ぐ“ちょこ”:「チビたちが居なくなってほっとしたわ~」

四女さんによれば、昨日PTさんが帰った後は割り合いすぐ穏やかになって、楽しそうに夕食も食べてくれた。寝るときにPTさん伝授の方法をやってみたら、そんなに大変でなく寝る体勢にできたのは良かったけれど、右腕に気をつけるのを忘れて「痛い!痛い!」の一騒ぎがあった。(危うく救急車を呼ぶところだった!)やむなくもう一度起こしてマッサージをし、再び寝る体勢になっていただいた、とのこと。

今日はお昼過ぎまでは良かったけれど、夕方からトイレで上手く立ち続けることができなくなって、無理して支えなければならなかった長女さんが腰を痛めてしまったようです。

あ~、なんたる重労働の日々。明日は頑張れるか?
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リハビリ開始

2007-12-17 21:15:12 | 福祉
                
        “りこ”とレディア: 「可愛いさかりでしょう(^O^)」by長女さん

今日から理学療法士(PT)さんがリハビリに入ってくれることになりました。右ひじ骨折後、固定して使わなかった右手・右腕の訓練を「始めの一歩」にして、自分で立ち上がったり座ったりできること、自立歩行ができるようになること、というのが凡その目標です。

今日は右手の状態を見ていただいた後、ベッドでの寝起き、ベッドと椅子の間の移動の要領を、介助する私たちが教えていただきました。寝起きには、電動の背の上下は使わずに、足と肩を抱きかかえるようにして梃子の原理を使って「クルリ」と動かすのが良いようです。上手くいくかな~。

PTさんは、普段病院で仕事をしており、お年寄りの様々な反応を経験しているということで、肩の力が抜けた、良い感じの若者です。母は予想通り、怒りも露に激しく抵抗していましたが、今後リハビリの時間帯は、対応を含めてPTさんにお任せするのが良いと思います。PTさんも様子を見ながらステップを組み立ててくださるようですし、母もいつか諦めるか、慣れるかしてくれるでしょう。次回は24日午前9時から、来年は1月7日午後5時から、以後原則5時~6時ということです。

今日はあと、ヘルパーさんの契約もしました。19日からいよいよスタートです。きっと又激しい抵抗があるんだろうな~。でも私たちだけでこれ以上頑張ることはできない、というのははっきりしています。母のためにも、私たちのためにも、新しい状況を受け入れてもらうしかありません。ヘルパーさんは、年内は27日で終了、新年は1月8日から開始です。どうぞよろしく!
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穏やかな一日

2007-12-15 21:49:30 | 日常
            
        茅の舎の生七味:下仁田葱を入れた湯豆腐との相性抜群!

今日は朝一番の立ち上がりがどうにもできなくて、仕方なく着替えとトイレへの移動の二回に亘り、「エイヤッ!」と力ずくで立たせてしまった三女さんは、腰だか背中だかを少し痛めてしまったようです。イデデデ、、、。でも体中に湿布を貼って、ピラティスの真似事をやって、どうにか痛みは治まりました。3日ほど間があくし、多分大丈夫でしょう。

それ以外は、福祉関係の動きもなく、かつてと同じ平凡な日常という雰囲気の一日で、母も久々に穏やかで落ち着いた表情でした。

今夜は鯖の寒干し(大根おろし添え)、ほうれん草の胡麻和え、下仁田葱入り湯豆腐(牡蠣も少々入れてポン酢と生七味で食べるととても美味!)、その他。ビールもおいしい、日本酒もおいしい。あ、母は日本酒は飲みませんでしたけど。でも全体にとてもおいしそうに楽しそうに食べてくれました。

右腕は肘の辺りが手首と同じような感じで貼れています。一日一度は装具を外して蒸しタオルで温め、マッサージしてあげてくださいね、4姉妹の皆さん。
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役に立つ介護本(ビタミン編)

2007-12-14 19:01:19 | 日常
            
「カカ切り裂くドリブル」(東京新聞12/14):観戦お疲れさまでした。見応えがありましたね(^^)

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「笑う介護」(松本ぷりっつ/岡崎杏里・sasaeru文庫)

『介護や看護は決してドラマのような美しいシーンばかりではない。時には病人を罵り、手を上げてしまうことだってある。さらに、面倒を見る側があまりの過酷さに病気になって逃げ出してしまうこともある。
 でも意外にも暗い話ばかりではない。多くの人に助けてもらって発見すること、つらい中にもたくさんの「笑い」が転がっていること・・・。』

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「鎌田實のしあわせ介護 苦しみを喜びに変える33のヒント」(鎌田實・中央法規)

『「介護地獄」という現実のなかで、介護を通じて幸せになる人、幸せになれない人がいる。この本を読み通せばあなたはきっと、介護を通して幸せをつかめる・・・』

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どちらの本も、「過酷さ」より「希望」について多くを語っていて、読んでいると一瞬元気な気分になります。現実の介護は本当につくづく過酷で、今の私たちは疲れすぎて「笑い」を見つけたり「幸せ」を感じたりするゆとりはないけれど、外部の支えが軌道にのって、喜びを感じたり岡崎さんちのように笑える日が(もうすぐ)くる・・・と信じたい。
* * *

17日(月)のリハビリの前に、リハビリ担当、ヘルパー担当、ケアマネージャが来て、打ち合わせをやりたいのだそうです。母のところに入れ替わり立ち代り人が来ると、アフターケアが大変なので、会議は三女の家でやってもらうことにしました。観察だとか打ち合わせとか、事前の準備が多いんですね!疲れます。もう少しコンパクトにできないものでしょうか。
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役に立っている介護本(実践編)

2007-12-13 23:16:47 | 福祉
          
       ブルーベリーの紅葉で部屋の中にも晩秋が。

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「だれでもできる らくらく身体介護」(中田光彦・主婦の友社)

『寝返りを打つ、起き上がって腰掛ける、車椅子に移動する。一見単純な動きですが、これができれば他の介護はすべてその応用です。コツを知ってらくに介護をしましょう』

立ち上がりや移動の介助の際は、「自然な動きに合わせる」のが大事。その基本動作を写真入で教えてくれています。(DVDも付いています。)最初はそれでも上手くいきませんでしたが、基本を知って随分助かりました。介護初心者必見の書です。

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「図解 よくわかる介護保険 しくみ編+実践編)(田中元・ナツメ社)

『制度についての知識をしっかりと整理し、制約あるなかでも上手な利用方法をマスターしたり、よい事業者と悪い事業者を見分ける目を養う。』『前向きに介護保険を育て上手に使いこなしたい。』

介護認定後、公的援助を受けるにあたって経験した種々の戸惑い、不安、ストレスに一定の答えを出してくれています。これからも折に触れ、読み直して学ぶことになると思います。

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本日は、机の上のおはじきを右手で紙コップに入れる遊び(リハビリごっこ)をしました。負けず嫌い振りを発揮して、10個ほど頑張って入れましたよ!
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通院と大勢の訪問者

2007-12-12 17:37:40 | 日常
             
 「美しい赤、ピッチに躍動」(12/11東京新聞)。明日の対ACミラン戦が楽しみですね(^^)。

いつもの介護タクシーを使って外科の検診に。車中、三女と四女が「永井がどうした、こうした」と話していたら、運転手さんが「サッカーがお好きなんですか?」と話に参加。レッズ・ファンではなくサッカーは面白いから好き、とのこと。病院までの道中、運転手さんと四女はレッズ談義で盛り上がっていました。

閑話休題。今日は装具を付けてのレントゲン撮影と診断。お医者様の話:「骨のズレは治らないので、不自由さや痛みは残るけれど、このまま少しずつ右手を使っていってください。血行を良くするのも大事だからお風呂に入れると良いんですけどね。これからは一ヶ月に一回来院して様子を見て行きましょう。リハビリのための来院は負担が大きいと思うので、自宅の生活の中で徐々に回復することをめざしましょう。」痛みが和らいだためか、午前の部は、母も穏やかな表情でした。

午後3時過ぎに、自宅改修について検討するために、区の理学療法士さんx2、ケアマネージャさん、地域包括支援センターの担当者と総勢4名が来訪。母の動き、トイレ・風呂場の状態、改修の提案書を見た結果、もうしばらく様子を見ようという結論になりました。また風呂場については、スペース的に改修しても安全に入浴できるようにするのは難しい、デイサービスを利用することを勧める、というのが、理学療法士さんの見解でした。

腕を上げたり、足を上げたり、足首を動かしたり、立ち上がったり、、、と色々とやらされて、よく分からない話が行き交って、母も次第にご機嫌斜めに。一日に二つのイベントがあって、大変でしたね。お疲れさまでした。
美味しいものを食べて、気分回復を。
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決定!ヘルパーさんの体制

2007-12-11 22:17:50 | 福祉
           
        ミミとギギ:「本当に飽きない(^^)」by4女さん

ヘルパーさんが入る曜日と時間が決まりました。

*火曜日 11:30~13:00
*水曜日 12:00~13:30
*木曜日 12:15~13:45

今月19日からスタート。年内は27日で終了。来年は1月8日からスタートということです。昼食作り(30分以内で作れるようなメニューの目安で材料を用意して欲しいとのこと)、食事の介助、トイレの介助を基本に、時間があれば足の爪きりなどお願いできそうです。入浴(あるいは清拭)などについては徐々に様子をみながらということで、年明けに考えましょう、ということになりました。
なんとか上手く受け入れてくれると良いのだけれど、、、。
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