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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

映画「巡礼の約束」

2020-05-14 12:46:27 | 日常
            

仮説の映画館」で、チベットの映画「巡礼の約束」を観ました。

『ある出来事から、前夫との約束を果たそうと巡礼にでる妻ウォマ。その妻を心配し、後を追ってくる夫ロルジェ。こころを閉ざしていた前夫との息子ノルウも母に会いにやってくるのだが……。
ウォマの意志を引き継ぐ、血のつながらぬ父と息子。ふたりはある日、母を亡くした一頭の仔ロバと出会い、ともに聖地ラサへと巡礼の道を歩きつづける。』(公式サイトより)

チベット仏教の聖地ラサに向かう「五体投地の巡礼」というのは、立って祈りを捧げては全身を地面に投げ出し、手元まで這っていって立ち上がるを繰り返して進む、という凄まじい荒行。重篤な病のウォマのその行為は、見ていて辛く、ちょっと居た堪れなさを感じました。

一方で、緑いっぱいの広大なチベットの風景、妻に寄り添い続け、義理の息子の葛藤を理解しようと努める夫ロルジェの無限の優しさ、途中から同行するロバの可愛らしさ、旅の途中で何かと助けの手を差し伸べてくれる一家と、画面全体を包む素朴さ、柔らかさ、暖かさが心に沁み、いつの間にかとても癒されていました。

ところで、旅の途中で出会った一家の応対は、四国のお遍路さんへの「お接待」に通じるものがあるような気がします。こういうのって世界共通の文化なのでしょうか。(三女)
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谷保天満宮までの道

2020-05-11 22:33:03 | 日常
            

私の散歩コースのひとつ、谷保天満宮までの道を紹介します。

これは甲州街道からの入り口の鳥居で、くぐると少し下り坂になった参道が続きます。その先は下り階段。階段の下に本殿がある珍しい造りです。

            

天満宮の階段です。 

          

天満宮本殿です。この本殿の横に旧甲州街道が通っていましたが、新甲州街道が段丘の上に出来たので、本殿は階段の下になってしまいました。

            

さて我が家からの散歩道です。

まず「ヤクルト研究所」横を流れる綺麗な川。整備される以前は雑草が生える石ころと土の道で、車が通った跡を歩くような素朴な景色でしたが、研究所が新設された時に近辺も整備されました。

            

研究所の周りには気持ちの良い木々に囲まれた遊歩道が整備されています。

         

遊歩道の出口の正面から道をまたいで、山公園の入り口があります。昔城山は段丘の上に一族の舘があったそうです。今でもその末裔?の方が住んでいます。

公園は段丘の下の広い場所に池や古民家、さとの家などがあり、前の畑で野菜作りや稲作など、市民で楽しむ場所があります。

         

城山公園のさとの家を前の広場、畑から見たところです。後ろが城山です。

         

左側は城山の雑木林、右側の広い緑は以前は柿の木が多く植えられていました。

以前雪が降った時、赤い柿の実に積もる白い雪の写真を撮りに来たことがあります。

今は家族連れがのんびり遊んでいて、この日は子連れのお母さんが白ツメグサで冠を編んでいました。

            

城山の入り口です。

            

前の写真の入り口から入り、なだらかな坂道を上がった出口近くです。

ここは秋には素晴らしい紅葉が見られます。今は緑のもみじが気持ちの良い木陰をつくっていました。

         

城山公園の下の道を抜けると、ごく普通の農村風景になります。

左側は浄水公園、川、道の右側は貸し農園や普通の畑です。前に見えるこんもりした緑が城山です。(城山を抜けて少し歩き、振り返って撮りました。)

            

谷保天満宮で飼っている?鶏です。10羽位はいるのでは?人に慣れ、時には木に止まって大きな鬨の声をあげ、歩きまわっています。以前野生の本土狐が現れ食べられてしまったこともありましたが、夜は小屋に入れるようにして、また数が増えたようです。

            

途中に咲いていたサツキの花です。

            

帰り道はヤクルト研究所から城山まで続く段丘の上の道を歩きました。ここは以前は一面畑で、今は半分以上住宅地になっていますが、段丘側は木々が繁り涼しい木陰をつくっていました。

家から往復約1時間。丁度良い散歩道です。(次女)
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母の日

2020-05-10 20:29:48 | 日常
            

今日は母の日。

朝10時過ぎに、地元の花屋さんからY子からのカーネーションとかすみ草の花束が届きました。

            

さっそく花瓶に活けて玄関の出窓に置いてみました。今年はカーネーションの本数が多くて、いつも以上に豪華。自粛ムード漂う我が家が、久々に明るく華やいだ感じです。

            

夫も散歩のついでに?色々美味しそうなチーズを、母の日のプレゼントとして買ってきてくれました。

            

いつもならY子一家と外で「母の日の集い」をするところですが、今年はそれも叶わず、夫と二人の夕食。

今夜は「ちよだ鮨」で握り寿司を買ってきて、それに手作り茶碗蒸し、空豆、さやえんどうのお浸し、きゅうりと大根のぬか漬け、レタス・アボカド・トマト・チーズのサラダ、というメニューになりました。

・・・ということで、カーネーションの絶大なパワーと共に、久々に作った手作り茶碗蒸しと、夫の買ってきたチーズによって、今年の「自粛・母の日」も、それなりに、ちょっと特別でハッピーなひと時となりました。(三女)
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家飲み:天の戸

2020-05-08 21:59:52 | 日常
            

ゴールデンウィークは明けたけれど、コロナ感染防止の自粛要請は更に続くことになり、我が家も引き続き毎晩「家飲み」を続けています。

今夜のお酒は「天の戸」。秋田のお酒で、「あきしろ」で何回か飲んだことがあるお酒ですが、「芳醇辛口・純米酒」というのは初めてかも。ラベルも「芳醇辛口」の雰囲気ですが、中身の味わいもラベルを裏切っていません。

            

お酒に合わせて作った今夜の料理は、ブリ大根、焼き鳥レバーの豆苗和え(レモン味)、茄子・ピーマン・油揚げの焼き物、キャベツと新じゃがの味噌汁、ご飯。2日振りの買い物で買った新鮮なブリのアラが美味しかったです!

        

ついでに、その他の近況。

昨日は、ほぼ一か月振りに洗足池に行ってみました。期待どおり緑がいっぱい!池の淵には黄菖蒲の群生もあって、まさに五月!の爽やかさでした。

・・・でも、人出の多さがちょっと尋常じゃないんですよね~。池を一周する間にジョギングする人たちと何回もすれ違ったりするので、やっぱりしばらく洗足池散歩は遠慮しておこうかな、という感じになりました。

        

一方、自宅で毎朝やっている自己流ピラティス。最近のバックミュージックは、一昨日までは館野泉さん演奏の「Finnish Piano Music」。昨日・今日はスペイン旅行の時にストリートミュージシャンから買ったギター演奏のCD「Melodias Inolviodeables」。好きな音楽を聴きながらだと身体を動かす時間が長めになって健康には良いみたいです。

            

私がピラティスをやっている間、ニャンコたちも、ゆったりした音楽が心地良いみたいで、布団の上でのんびりと寛いで過ごしています。(三女)

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映画「精神0」

2020-05-06 22:22:07 | 日常
            

『精神科医の山本昌知医師は、82歳にして突然「引退」することになった。
山本のモットーは「病気ではなく人を看る」「本人の話に耳を傾ける」「人薬(ひとぐすり)」。様々な生きにくさを抱えた人々が孤独を感じることなく地域で暮らしていける方法を長年模索し続けてきた。
彼を慕い、「生命線」のようにして生きてきた患者たちは戸惑いを隠せない。
引退した山本を待っていたのは妻・芳子さんと二人の新しい生活だった…。』(公式サイト「作品開設」要約)

想田和弘監督による「観察映画」と言われるこの作品は、山本医師の引退直前の患者との面談、引退後の奥様との日々の暮らしを、ありのままに写し取っていますが、慈愛に満ちた医師の人となりと、穏やかで自然体の暮らしぶりが、じんわりと心に沁みて、人が生きるという意味が深く、柔らかく伝わってきます。

ただ、かつて母の介護に奮闘し、今や「老後」が自分たちの問題になりつつある身としては、認知症になった奥様に寄り添って生きていくというのは、気持ちの優しさとは別に、体力的に本当にきつそう!と、疲労であえぐような呼吸になりながら頑張る山本医師の姿に、少々辛さを感じました。

            

・・・と、久々に映画について、普通の日常の一コマのように書きましたが、この映画は最近インターネット上に設置された「仮説の映画館」で観たものです。

新型コロナの影響で、全国の映画館が休館を余儀なくされている状況下、「精神0」の公開直前にこの事態に直面した想田監督と配給会社「東風」が相談して作り上げたのがこの「仮説の映画館」。

今は複数の配給会社と劇場がこの企画に参加し、「精神0」の他にも、最近封切り予定だった面白そうな作品が色々、この「仮説の映画館」で観られるようになっています。料金は一律1800円。対象作品や鑑賞方法はこちらをご覧ください。=> http://www.temporary-cinema.jp/

間もなく支給予定の10万円の一部を、最新映画を楽しみながら、映画界の経済回復の一助に使うというのはいかがでしょうか?(三女)
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春、季節が移ろう時

2020-05-04 10:30:09 | 日常
  

  

  

次女さんの「根川緑道散歩」を見ると、東京近郊はもう新緑の季節になってきているのですね。

白州でも、ここ最近の暖かさ(暑さ!?)で、季節の色合いがあっという間に変わってきました。(写真左上4月26日→右下5月2日。5月4日の今日は緑がもう一段進んでいます。変化が早すぎてついていかれないorz)

            

人々の暮らしも季節の進み方次第、ここにきて農作業の準備が加速しています。田起こし、代掻き、畑地の耕耘、種蒔き、苗の植付けなどなど。

我家の前の田んぼに水が入ったら、たちまち夜には蛙の合唱になりました。

  

我家では昨年末から繰り返し行っていた土作りを終えており、一昨日、気温がしばらく高いという予報を信じて、苗の植付けや種蒔きなどをほぼ完了しました。

ここまでの作業は重労働の繰り返し。1袋20㎏もの土壌改良材6袋を畑に鋤き込んだり、畝を鍬1本で作ったり。有機無農薬なので、この後も収穫までには病害虫や雑草との、地味で果てしない戦いが続きます。

自分で作らなくても、新鮮で美味しい野菜がいつでも手に入る土地に住んでいるのに、こんなことを続けていているなんてつくづく物好きだと思ったりもしますが、野菜が育っていく過程は楽しく、採りたての野菜を食べる喜びは結構大きいのですよね。

この夏は客人達を迎えることができるのでしょうか。収穫した物を皆さんに食べてもらえることも、野菜作りの大きなモチベーションになっているのですが。(四女)
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根川緑道散歩

2020-05-03 13:16:56 | 日常
            

ここのところ毎日午前中に1時位散歩をしています。

昨日は桜の頃何回も行った根川緑道に行ってきました。緑道の名の通り、桜並木は新緑に包まれ、気持ちの良い散歩道になっていました。以前ピンク一色だった場所も、写真のように新緑に溢れていました。

            

3月、4月と、桜のあとに咲き始める可愛い草花を愛でる事無く、5月になってしまった感じですね。タンポポも綿毛になりはじめていました。

            

日が当たりすぎ? クローバーかな?

            

これも日が当たりすぎで色がとんでいるけれど、シャガです。

        

モノレール駅近くまで行く途中にある小さな池。カワセミが飛んでくるので、いつも立派なカメラを構えたおじ様方が10人位待ち構えているのですが、この日は1人でした。

            

正面に何となく横切っているのが多摩モノレールです。秋は素晴らしい紅葉のもみじも、今は爽やかな青もみじです。

            

根川はこれより15分位先から国立の多摩川まで流れています。もみじ(上の写真)の下の川で、鴨ちゃんが水に潜ったりして遊んでいました。

昨日の散歩はこれで終わりです。(次女)
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駅弁ドライブスルー

2020-05-01 10:43:35 | 日常
            

自粛らしい自粛もしていないのに自粛疲れしてしまって、気分転換に“丸政”のお弁当をドライブスルーで買ってきました。

きっかけは新聞の折り込み広告。今までは見もせずに捨てていた折り込み広告ですが、最近は数が減っていて、一昨日入っていたのは農業用資材店と丸政の2枚だけ。だから宣伝効果抜群でした。

丸政は“元気甲斐”で有名な小淵沢の駅弁屋さんで、以前に何回が食べていて味は保証付き。近頃流行りの?ドライブスルーだということにも興味がありました。

        

最近トンカツを食べていなかったので、同店で発売50年になるという「高原野菜とカツの弁当」をランチ用に購入。

トンカツは小ぶりだったけれど1000円だからこんなものでしょう。新鮮な地元野菜や山菜も美味しく、久しぶりの駅弁を楽しみました。

        

せっかく丸政で買うので定番の“元気甲斐”も夕飯用に買ってしまいました。
食べ過ぎ(^_^; でも最近、草刈や野良作業が始まっているので大丈夫・・・かな?!

1600円とちょっと値段が高いので滅多に買わないのですが、2種類のご飯と様々なおかずが入っていてお酒にぴったり、八海山と一緒に美味しくいただきました。
http://www.genkikai.org/spgenkikai/spgenkikai.htm

ドライブスルーの方は、時間が11時前と早かったせいかお客は私だけで、車の列に並ぶことは無かったのですが、“車に乗ったまま(今回は予約しておいた)品物を受け取る”というドライブスルーの基本は抑えることができました。

もっとも、考えてみたら昔(!?)の駅弁購入のスタイルは列車でのドライブスルーだったんですよね。沢山の駅弁を抱えた売り子さんが列車の窓の所まで来てくれて。懐かしい~。

        

山梨でもテークアウト販売をする店が最近増えてきているようです。それらの店を応援するまとめサイトもできており、例えば山梨放送が「#甲斐メシ プロジェクト」をスタート、北杜市の店は17件登録されています。(超ローカルネタで済みません。)

外食はこのところ自粛というか自重していたのですが、「買って(食べて)応援」というのは私にもできることなので、これから美味しそうな店を探してみようかなと思っています。

早く10万円が支給されないかな~。(四女)
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