「ちょうどっこ」は「丁度よく」の意。
例文
母親 「まーず ひでよしは ちょうどっこ の こんを できねー やつで
こまった もん だじ。」
父親 「どうしただ。
ひでよしが また なんか した だか。」
母親 「たいひを はたけに まいておけって いっただが
とっつけに ぜんぶ まいちまって おくの ほうに なんか
ひとつも まいて ねーだんね。
あそぶに いそがしくて あわてて やるもんで いつも そうだわい。
父親 「こんだ ぐざらなきゃー だめだな。」
例文の標準語(?)訳
母親 「まーず秀吉は丁度よく物事を出来ない子供で
困ったものです。」
父親 「どうしたんだ。
秀吉がまた不具合な事でも行ったのか。」
母親 「堆肥を畑に蒔いておきなさいと言ったのですが
畑の手前部分に全部蒔いてあって 畑の奥の方へは
全く蒔いてないのですよ。
遊ぶのが忙しくて慌てて蒔くものだから何時もそうです。
父親 「今度叱らなければいけないですね。」