Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

初春大歌舞伎

2008-01-17 10:52:02 | 映画・観劇








いただいた招待券(新聞販売店の抽選)で友人と
 初春大歌舞伎』○昼の部を大阪松竹座に観にいきました。






  演目は

   『芦屋道満大内鏡 葛の葉
   『佐々木高綱
   『芋掘長者』舞踏劇
   『沼津
 
   背景が地味なものばかりで
   残念でしたが、演出はサービス精神
   に富んだとても面白い舞台でした。


   とくに『葛の葉』は、もう一度見たい程。
   安倍保名に助けられた白狐が、保名の許婚葛の葉姫
   姿を変え、夫婦になって子(後の陰陽師安倍清明)まで
   もうけたのですが、ある日、本物が現れた為に家の障子に
   歌を残して去るという話なのですが・・・

   曲書き・早替わり・宙乗りや子役の名演と見所がおおく、
   特に曲書きは役者さんの達筆もさることながら隋所、
   不思議な書き順や鏡文字、筆を口にくわえての演技に感嘆。
   それがまた、いかにも狐のやりようで悲しく感じられました。
   
    友人が一番気に入ったという舞踏劇『芋掘長者』では
   舞の名手三津五郎が、舞の下手な芋掘藤吾郎に扮して
   大変ユーモラスな踊りを見せてくれます。
   それをなんとか援けようとする舞上手の治六郎
   橋之介との掛け合いにも大笑い。

   前回の歌舞伎鑑賞から3年ぶり。
   お茶をして帰路の車窓は真っ暗でしたが楽しい一日でした。

   途中、居眠りをしていた友人の感想は・・・
   「ううん。退屈じゃなかったよ。疲れてただけ。
    面白かったよ。・・・けど、1回観とけば、もういいわぁ~。」



    nose3  次回、又機会があったら誰と行こ。。。
   
   

      
   

夫が同行の時はきもの姿で行くのですが、友人は
「きものは窮屈。」というのでふたりで洋服で
出かけました。

最初はウロウロした歌舞伎鑑賞ですが、今回で4回目。
少し慣れてきました。

鑑賞券の引き換え
  まず、いただくのは引換券なので劇場向かって右の場所で
 引換券を観覧券に交換します。
 舞台から遠い三階席ですが劇場が小さいので、めがね使用で
 役者さんの表情までちゃんとわかります。
 オペラグラスがあればより万全です。
 演目に宙乗りがある時、左側の席だと間じかに役者さんを
 観ることが出来ます。

開場まで
  招待券はいつも昼の部なので、劇場の前で歌舞伎鑑賞
 初体験の友人の記念撮影&Blog画像用の撮影後は、
 お弁当を購入します。
  お昼は休憩の30分間で済ませなければならないので前もって
 予約した弁当やお膳を混雑の中、地下まで降りて行って食べるより
 持参した方が、のんびり出来ます。
 かといって家から持参は大変だし、コンビニ弁当ではちょっと寂しい。
 近くにある『かに道楽』のお弁当にしています。^^
 
  劇場前に戻るといよいよ開場。中に入ります。
 イヤホンガイド筋書・プログラムがホールに用意されて
 いますが熱心な歌舞伎ファンでもないので素通り。
  そのかわり、劇場の方にパンフ(画像二枚目)をもらいます。
 裏に解説や見所が書いてあるので、開演前に目を通します。
  こうしてあらすじを知っておくことで、役者さんのせりふは
 聞き取りやすくなり、安心して鑑賞に入り込めます。


コメント (4)
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