『細見美術館』
平安神宮の赤い大鳥居を抜け、すぐに左折、
京都会館を右手に、京メッセを左手に見通すと
四辻の向こう側に見えるレンガ色の壁面の建物が見えます。
開館時間
美術館・ショップ:10時~18時
茶室:11時~17時(不定休)
カフェ:10時30分~18時30分(LO18時)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日) 展示替期間
入館料
展覧会によって異なる
連絡先
TEL 075-752-5555 / FAX 075-752-5955
街中のこじんまりとした個人美術館ですが
中庭を中心に立体回廊とでもいえるかのような
外階段を通って移る展示室・・・
展示室の最後にARTCUBU SHOP、中庭の奥にCAFE CUBU・・・
和文化とモダンな感覚が、しっくりとバランス良く納まって
久しく来なかったのが悔やまれる、心地いい隠れ家的空間です。
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今回は、
←コレを
見てきました。
細見美術館
HPより
そして、一番惹かれた作品。↓
狩野栄信(伊川院)
山水図屏風 六曲一双 各161.3×341.2
㊤右・㊦左
(板橋美術館収蔵品目録より)
う~ん。
見事に雰囲気の伝わらない画像です。
実物は、雪舟のような厳しい力強い線をも使いながら、
雪景色の山水としては不思議なほど柔らかい温かみを感じました。
多分、厳しい山道ではあるものの、山も中国のそそり立つような
岸壁ではなく、遠くに湖あり近くに滝あり・・・
身近な景色に似た風景が描かれているせいかもしれませんが・・・
なんだろう、なんていったらいいのか、
ヒンヤリとして、誘い込まれるようなこの感覚は。
近景も、遠景も、景色も、人も、舟も・・・
いいなぁ。。。
うまいなぁ。。。
キャプションには「湿潤な筆致は『尚信』から・・・云々」と
ありました。
湿潤という熟語にあー、あー、それ。とうなりつつ
わが身のボキャブラリーの貧困を嘆きつつ
”尚信という人の絵も観たい”。。。とメモ。
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今回の展覧会では、
やや強引に感動を強制されている気になったり、
フォーチュン・キッズのフォーチュンの意と
絵とのつながりが不明のまま放り出された感があったり、
よくも悪しくも印象的なキャプションでしたが、
学芸員さんの熱意が伝わってくるようで、
親しみやすさは、感じました。
テーマに揚げられた琳派と狩野派の比較に関しては
確かになされてはいたけれど、思ったより
はっきり強調されていないように思いました。
狩野栄信(伊川院)
山水図屏風 六曲一双 各161.3×341.2
㊤右・㊦左
(板橋美術館収蔵品目録より)
う~ん。
見事に雰囲気の伝わらない画像です。
実物は、雪舟のような厳しい力強い線をも使いながら、
雪景色の山水としては不思議なほど柔らかい温かみを感じました。
多分、厳しい山道ではあるものの、山も中国のそそり立つような
岸壁ではなく、遠くに湖あり近くに滝あり・・・
身近な景色に似た風景が描かれているせいかもしれませんが・・・
なんだろう、なんていったらいいのか、
ヒンヤリとして、誘い込まれるようなこの感覚は。
近景も、遠景も、景色も、人も、舟も・・・
いいなぁ。。。
うまいなぁ。。。
キャプションには「湿潤な筆致は『尚信』から・・・云々」と
ありました。
湿潤という熟語にあー、あー、それ。とうなりつつ
わが身のボキャブラリーの貧困を嘆きつつ
”尚信という人の絵も観たい”。。。とメモ。
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今回の展覧会では、
やや強引に感動を強制されている気になったり、
フォーチュン・キッズのフォーチュンの意と
絵とのつながりが不明のまま放り出された感があったり、
よくも悪しくも印象的なキャプションでしたが、
学芸員さんの熱意が伝わってくるようで、
親しみやすさは、感じました。
テーマに揚げられた琳派と狩野派の比較に関しては
確かになされてはいたけれど、思ったより
はっきり強調されていないように思いました。
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