JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

またもイタリアで脱帽 MICHELE DI TORO / PLAYING WITH MUSIC

2006-05-25 20:46:09 | 聞いてますCDおすすめ
1曲目またキース育ちの人かと聞き始める。1、2曲目自作の曲も良いと思った。3曲目ファッツ・ウォーラーの曲を面白いアレンジではじめる。いいなと思っていると最後にはすごい早弾きでちゃんとウォーラーのようにスライドピアノを聞かせる。(スライドピアノは得意のようで何度か出て来る)4曲目のA.C.JobimのHow insenstiveのイントロもオヤッと思わせるが、テーマに入るとそれも納得できる。どの曲もアレンジが利いていてピアノを使いこなすという感じがする。8曲目トルコ行進曲でも技量がすごく,アルバムではなくライブ向けだが許せる。後の曲もどれも良く音楽の天使が舞っているようだ。一言いえば11曲目のソロもすばらしいのだが、最初の6分ぐらいで終わっていると余韻のすばらしいアルバムだったと思うが、それでもすばらしいおすすめ。

MICHELE DI TORO / PLAYING WITH MUSIC

MICHELE DI TORO piano
Franco Cerri guitar on6
Marco Vaggi bass
Marcello Sebastiani bass
Alberto Biondi drums
Tony Arco drums

1 Sabrina
2 Sensual thought
3 Honeysuckle rose
4 How insensitive
5 L'importante e finire
6 My funny Valentine
7 Ina sentimental mood
8 Playing“Turque”
9 Famer's trust
10 See you!
11 Marrakech

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待っていました ERIC REED / HERE

2006-05-25 17:49:22 | 聞いてますCDおすすめ
イメージはもう少し軽いと思っていたので少しとっつきずらいスタートで聞き始めました。以前書いたアルバムhttp://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060424は大変好きでしたが、日本企画のその後のアルバムには満足出来ない状態でした。こんどのアルバム、ピアノ、ベース、ドラムがそれぞれクリアに分かれるというよりマイクを少なくして全体が聞こえてくるという感じです。ボリュームを一つ上げて、本命のピアノに耳を傾けるのが良いと思います。私は1番最初は出張のときにヘッドフォンで聞いてよく伝わらず、2回目車の中ではボリュームをあげなおして聞き、自宅で確認しました。しっかりピアノを聴くアルバムになっています。前のアルバムの印象から、かなり華麗な料理の腕前を期待しすぎて今回戸惑いましたが、料理の腕前は8曲目IT'S EASY TO REMEMBER で充分味わえます。それより自作曲でERIC REEDの素材を聞いてくれというわけで自作が主体でバラエティ-に富んでいます。11曲目12分におよぶ ORNATE が美しくもあり、力強くもありすごい演奏になっています。また個人的には6曲目、面白い曲だと作者を見ればJ・コルトレーン。シーツオブサウンドと呼ばれたサウンド、それも完成されたインパルスの時代のコルトレーンのアドリブソロになっていてうなりました。
2005年7月の録音ですが、同年12月録音の日本企画アルバムももうすぐ発売されるのですね。きっと落差があるのでしょうね。この輸入盤をぜひ聞いてみてください。

ERIC REED / HERE

ERIC REED piano
RODNEY WHITAKER bass
WILLIE JONES Ⅲ drums

1 STABLEMANTS
2 KOKOMO
3 IC H.N.(FOR HERBIE NICHOLS)
4 HYMN
5 WHY?
6 26-2
7 WISH(FOR MY FATHER)
8 IT'S EASY TO REMEMBER
9 I GOT NOTHIN'
10 IS THAT...?
11 ORNATE



コメント (4)
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