JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

蛍光灯みたい DISCOVERY ZONE/ Bruce Gertz

2006-09-05 20:23:33 | 聞いてますCDいいと思う
昔、反応が遅い人をなかなかつかないので,蛍光灯みたいと言ったものでした。
蛍光灯みたいって、このアルバムの事ではありません。少し前にテナーのJerry bergonziの話題やJoye Calderazzoの古い競演アルバムが欲しいなどといっておきながら、似たアルバムを持っていました。なんか変わったのないかなとラックから選んだらこれでした。今頃書いても、ぼけもいいとこで、私は蛍光灯みたいです。
中古CDの棚をみていて、リーダーを知らないけれどメンバーをみて買う事があると思います。これもCalderazzoで買ったアルバムですが正解でした。録音日が1994年ですから“Fast Conpany”の前になる録音のようです。イタリアのレコード会社のようですが、録音はボストンです。
スタンダード3曲をGertzのオリジナルで挟んだかたちのアルバムです。少し押さえ気味のジョーイから始まりますが、テナーのbergonziが主にテーマをとります。
このアルバムでのbergonziはバリバリという感じはなく、当時の新主流派と呼ばれる人達の感じです。少しキックが足りないと思うところがあります。7曲目の“SOULTRAN”はピアノレスのテーナーカルテットで、音色と曲調があった良いバラッドになっています。これは少し古いオーソドックスな感じで好きです。何度か聴くうちに、揺らめくようなテナー良くなってきました。ジョーイは6曲目“酒とバラの日々”をピアノトリオで演奏しますが、うなりも入ったいつもながらの疾走です。リーダーのベースですが、アコは普通の出来でそれほど魅力的ではありません。5曲目エレベに持ち替えると、なんとパストリアスライクなソロラインでドラムをバックにジョー・ヘンダーソンの“INNER URGE”を一人で弾ききってしまいます。8曲目はアバンクロンビーのギタートリオで“MY ROMANCE”と色々構成された楽しいアルバムになっています。11曲目“BLUES FOR RAM”というこのレコード会社に捧げた曲を短いソロを弾き回しますが、最初のジョーイのソロが良いです。(言わなくてっもいいか)
総じてはアバンクロンビーの安定したメロディーワークが光ります。

DISCOVERY ZONE / Bruce Gertz

Bruce Gertz bass
Jerry Bergonzi tenor sax
Jhon Abercrombie guitar
Joey Calderazzo piano
Adam Nussbaum drums

1 TO BOLDLY GO WHERE EVERYINE HAS GONE BEFORE
2 THE REACH
3 PEOPLE FROM THE PAST
4 TRAFFIC ON THE BRIDGE
5 INNER URGE
6 THE DAYS OF WINE AND ROSES
7 SOULTRANE
8 MILEAGE
9 MY ROMANCE
10 DISCOVERY ZONE
11 BLUES FOR RAM

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする