知らないピアニストですが、評判がよさそうなので買いました。最初に聞いたときは、戸惑わされたアルバムです。小冊子が付いていますが、読むのはちょっと面倒になるほどで、実際ほとんど読みません。フランス在のピアニストでアンリ・テキシエのところにいたという事は解りました。最初は攻撃的な音づくりだと、戸惑いましたが、何度か挑戦しているのです。1曲目抑制されたベースとドラムに対し考え抜かれたピアノソロです。リズムの抑制はアルバムを通して続きます。2曲目、チック・コリアの出現を思い出されるような、よく構成されたピアノソロですが、構成されすぎの感がありました。3曲目変調させたシンセ、XENOPHONEをどのように感じるかになりますが、バルカン調のメロディにはマッチしているように感じます。というよりか、プログレッシブ・ロックとして(私は素人ですが)ギター弦で大きく調子をいじるのと同じだと思えば、あわてることなく、しっくりきます。4曲目、5曲目とフェンダー・ローズやピアノの使い方がチック・コリアの影響を強く感じます。構成をしっかりして、欲しい音色が考えこまれています。メロディがバルカン調というところは、チックにはないので、これはバルカン・チックであります。7曲目は一変ミシシッピー・ブルースですが、そのものとして聴けば楽しい曲になりました。
一生懸命作られた感じのする、それなりに楽しめるアルバムと思うようになりましたが、ジャージーな部分では、ベース、ドラムの主張がもっとあってもよいと思いました。音をいじくる事が好きな人は良いかも知れません。私は結構好きです。
XENOPHONIA / BOJAN Z
BOJAN ZULFIKARPASIC PIANO,FENDER RHODES,XENOPHONE
REMI VIGNOLO BASS
ARI HOENIG DRUMS 2,3,4,8,10
BEN PEROWSKY DRUMS 1,5,6,7,9
1 ULAZ
2 ZEVEN
3 WHEELS
4 BIGGUS D
5 ASHES TO AHHES
6 PENDANT CE TEMPS,CHEZ LE GENERAL...
7 XENOS BLUES
8 THE MOHICAN AND THE GREAT SPIRIT
9 CD-ROM
10 IZLAZ
一生懸命作られた感じのする、それなりに楽しめるアルバムと思うようになりましたが、ジャージーな部分では、ベース、ドラムの主張がもっとあってもよいと思いました。音をいじくる事が好きな人は良いかも知れません。私は結構好きです。
XENOPHONIA / BOJAN Z
BOJAN ZULFIKARPASIC PIANO,FENDER RHODES,XENOPHONE
REMI VIGNOLO BASS
ARI HOENIG DRUMS 2,3,4,8,10
BEN PEROWSKY DRUMS 1,5,6,7,9
1 ULAZ
2 ZEVEN
3 WHEELS
4 BIGGUS D
5 ASHES TO AHHES
6 PENDANT CE TEMPS,CHEZ LE GENERAL...
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8 THE MOHICAN AND THE GREAT SPIRIT
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