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Danilo Reaのアルバム「Romantica」を聴いていませんでした。
blogに時々コメントをいただくbikinmannさんがいためしの時に聴くとぴったりとお薦めです。
>>今宵はいためし:蛸のマリネ、アスパラとエビのサラダ、アサリの白ワイン蒸、チーズフォンデュ、アサリとゴルゴンゾーラのリゾットで発泡酒のハーフ&ハーフ、白・赤ワインをいただきました。
アサリとゴルゴンゾーラのリゾットとハーフ&ハーフ、白に赤ワインに惹かれて強烈に聴きたくなりました。
ヴィーナスで、このジャケだったので拾わなかったのですが、大丈夫?blog仲間のクリスさんもご推薦なので大丈夫です。
http://blog.goo.ne.jp/crissmorgan/d/20070603
ピアニストのDanilo ReaはDoctor3でセンス良くポップスしたり、何でここまで弾くのと思わせせるプレーをしたり、ちょっとどうなるやら解らない存在です。
ドラムスはRoberto GAttoはついこの間ブルーノートに出演した職人肌だし、ベースはアレクサンドロ・ガラティが初来日したときにみたオジサンで太い音をだす人でした。
1曲目、縁取りのはっきりしたピアノでこれはいいと思います。それぞれの職人が仕事している感じです。
2曲目うなりもはいりますが、とても落ち着いたもしくはダニーロ・レアにしては押さえに抑えた演奏、ヴィーナス以外だったらどこまでも崩していくのでないでしょうか。
このピアニスト、激しく弾いてガンガンならすところがありますが、この3曲目押さえた良いピアノの音を出しています。ベースのソロも良い感じの曲です。
意外とおもしろいのは“サンタ・ルチア”でこの曲がJAZZにと思うのですが、リズムをしっかり決めた後のピアノが Danilo Reaらしい良いところです。
7曲目“帰れソレントへ ”しっかりしたピアノフレーズからベースの重心のあるソロ。
8曲目、とても太くベースソロを聴くと、あわせえてピアノも美しいメロディーラインで対応しまます。
ヴィーナスはほとんど拾いませんが(レンタルは借りる)このアルバムは、Danilo Reaとヴィーナスがかさなって丁度良い塩梅になったような気がします。
イタリアの歌曲をこのメンバーに演らした事は大正解、甘くならずに、レアのピアノがしっかり出ていて個性的。
色々な料理がそれぞれの素材の良さと料理人のアレンジで飽きさせない、こりゃワインがすすむアルバムでした。
Romantica / Danilo Rea
Danilo Rea piano
Ares Tavolazzi bass
Roberto GAtto drums
1 レジネッラ
2 モナステーロ・エ・サンタ・キャーラ
3 トゥ・シ・ナ・コーサ・グランデ
4 カタリ・カタリ
5 サンタ・ルチア
6 ケ・コーサ・キェ
7 帰れソレントへ
8 パールラム・ダモーレ・マリウ
9 メッティ・ウナ・セラ・ア・チェイナ
10 イ・スリエンツォ
11 コレングラード
12 オソルダート・インナモラート
13 レスタ・クンメ
14 ウンジョルノ・ドーボ・ラルトロ