JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

平平に聞く Blue Daniel / ANDREA POZZA

2011-04-05 20:24:56 | 聞いてますCDいいと思う


4月からの新しい業務についたので、これまでずっと引っ張ってきたものを断ち切った形になりました。新しいことは始まったばかりで悩むこともこれから状態です。
これまで鎖のようなものをいつも引きずって歩いているようなものでしたから、それがなくなったことで随分と気分が違うものです。
普段アルバムを聞きながら、そして記事のことなど考えながら通勤するのですが、このアルバムはもう幾度も聞いています。
そしてイメージが今日は随分変わっていたのでこの題になりました。
アンドレ・ポッザはデヴュー作の清々としたフレージングで素晴らしいと思ったのですが、その後のアルバムでは録音が悪かったり、共演者の選び方とか結構乱暴な感じで、距離を置くようになりました。
このアルバム、コルトレーンのネイマを演奏もしているので、久しぶりに購入、で第一印象はやはりちょっと粗いかなでした。
ところが私の生活状況が変わりだした今聞くとこれが結構いいのです。
1曲目センシティブなフレーズがとても安らかに流れてきます。
2曲目が“Naima”で上手くまとまった感じです。でもクレジットにはナイマ作曲者がAndrea Pozzaになっているのには、JAZZ世界標準から観ても、ちょっと驚くべきミスです。
4曲目もとても素直に聴くことが出来ます。
7曲目、ポッザの曲ってちょっとメロディが単純だったり、フレーズが乱暴みたいな時があるので、それが気になりだすと、そのことがかなり損なピアニストです。
平平という言葉があります。平々凡々の平平です。
平らでかたよらないという意味ですが、今日のように平平な感覚で音楽を聴くと、これまでよりもずっとスッとおとが入ってくることに驚いています。

間違え訂正です。blogが7年目などとかきましたが、この日曜日にそれを紙に出力したものを整理しました。7年に渡りますが、6年目に突入でした。ボケてすみませんが、よろしくお願いします。


Blue Daniel / ANDREA POZZA

Andrea Pozza: Piano
Aldo Zunino: Double bass
Shane Forbes: Drums

1. Sem Palavras (Andrea Pozza)
2. Naima (John Coltrane)
3. Children Games (Antonio Carlos Jobim)
4. Better than real (Andrea Pozza)
5. Blue Daniel (Frank Rosolino)
6. Christmas on Mars (Andrea Pozza)
7. Three slices of bread (Andrea Pozza)
8. The Duke (Dave Brubeck)

コメント (2)
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