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ティングヴァル・トリオの最初のアルバムを聴いたときに、ゆらぎみたいなものをかんじて、それから8年もたつのですね。今度のアルバムの中ジャケにこれまでのアルバムがすべて乗っていて、今度のをいれると6枚、コンスタントにアルバムが出すことのできる幸せなグループになったとおもいます。
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美しいアルコとピアノのクラシカルな感じの1曲目はティングヴァルらしさが、もはや貫禄の域に達しているように感じます。
その感じが一層強いのが3曲目、スウェーデンのティングヴァルにキューバ―のベーシスト、スイスのドラマーの混成3人の息のあったグループ・サウンドです。
4曲目タイトル曲はしっとりとした美しい曲、最初の曲からここまで、変化に富んでいながら統一感があり、ここで音楽をとめても充分満足がいくほど内容の濃さです。5曲目、6曲目もその新鮮さは崩れません。
7曲目、荘厳なスパニッシュ、一番長い曲でタイトルが“Heligt”
ですから8曲目かR、折り返しの新しい1曲目として聞くのが、メリハリがついて良いかもしれません。
BEAT / TINGVALL TRIO
Martin Tingvall (p)
Omar Rodriguez Calvo (b)
Jurgen Spiegel (ds)
2014年作品
1 Den Gamla Eken
2 Hamnen
3 Spoksteg
4 Beat
5 Cowboy
6 I Skuggorna
7 Heligt
8 Pa Andra Sidan
9 Beat Train
10 Vagskäl
11 Tres Bandidos
12 Den Vilsna Tomten