JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

願来日 Spezial Snack / Emile Parisien

2014-12-21 14:47:36 | 聞いてますCDいいと思う


Emile Parisienと衝撃的に出会ってすでに8年になる。デヴュー盤がから次のアルバム、そうやってリーダー作が4作目、デュオ1の参加作2で7枚のアルバムを持っている。
この人結構真面目に探して追っかけているのです。
新しいアルバムが出たのですが、すぐに記事にしていない、でもだれも記事にしないだろから、やっぱろ記事にしておこう。

鈴のようなものを回転で鳴らすような音から始めて、ソプラノのメロディに、低い音はテナーダヴかアルコ、ベースとドラムスがリズムを刻み始めて徐々ヒートアップしていくパリシェンのソプラノは大好きなパターンです。
ロックを感じた1作目槍の飛ぶ理論みたいに感じた2作目時代をとり入れた3作目ときて、今回は速攻では反応できませんでした。

改めて聞きながら記事にすることになりました。

なぜ即反応しなかったかというと、この1曲以外はメンバーの作品で、それぞれの特徴が出ていてパリシェン色が弱い感じ、これまでのパリシャン作との差を感じたからでしょう。
ドラムスが2曲、ピアノとベースが1曲づつの全5曲。
2曲目はドラムスの作品で、アヴァンなピアノがカッコいい、他のところで名前を聞かないけど、Julian Toueryはいいのです。
続く3曲目がピアニストの曲、アルコとピアノの沈んだハーモニーからドラムスがすこし離れて進行していくような、そういえばこの人たちの演奏風景はネットでみたけれど、演劇を見ているようだった。
4曲目はドラムスの作品で、アヴァン度の高い、無調の高い音の組み合わせからピアノのインプロヴィゼーション・パフォーマンス、それに反応するリズムとうねるソプラノ、まるで舞台上でダンス・パフォーマンスが演じられているようです。
最後がベースの人の曲、なんかカナヅチで仕事をしているようなばらばらの工房の音が、徐々に調和しだして、そのリズムに東欧調のメロディはパリシャンです、パリシャンの独自色が少し弱い感があったので、記事に書きづらかったけれど、落ち着いて聞けばパリシェンはパリシェン。

日本に来てほしいサックス奏者一番には変わりありません。







Spezial Snack / Emile Parisien

Emile Parisien soprano & tener sax
Julien Touery piano & prepared piano
Lvan Felugne bass
Sylvain Darrifourcq drums percasion zither

01 Potofen
02 HSpezial Snack
03 Mazout Damnation
04 Les Flics de la Police
05 François
コメント
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