昨日に引き続いてまるでしらないトリオのアルバムを買ってみた。こちらもエレクトロニカをつかっているそうで、昨日な解説つきだったけれどこっちはもっと情報が少ない。バレンシアで録音されたそうだからスペインのトリオのようです。
昨日の解説にはE.S.Tの発展系と言う形の位置づけをしていたけれど、こちらはバッド・プラスとブラッド・メルドーの中間のような位置づけのようです。
キースの子供たちの後のe.s.tの子供たちとして、FORMAT A TROISやChat Noir、Tingvall trioを注目して応援してきたが(バッド・ブラスは聴いていない)、それが最近のゴー・ゴー・ペンギンや昨日のベニー・ラクナ―やこのNAIMAに続くのかもしれません。そういえばハクエい・キムのトライソニークもその一つと言える。
多くのグループがスタイルとしてのチャレンジしていくから、どこまで出来るのと言うことになるでしょう。
1曲目、アコピとアコベ、ドラムスにエレの音が合わさってくる演奏、昨日もエレをいれていたけれど、こちらHあエレとアコの融合みたいな感じです。
2曲目ピアノのフレーズにシンセの和声が組み合わさる形なので比較的聞きやすい。プログレの感じが多いかも、バッド・ブラスはどういうのか知らない。
3曲目エレベのベースソロ、なジャズ的ドラムスの方がロック的とまあいろいろな音楽がまじりあっているのだろう。
4曲目、シンセの低音にロック・リズムだからこれやはりプログレの影響が大だろう。
5曲目エレベのラインがロックでカッコイイ。このピアノは勢いで弾く感じなので、フレーズは粗削り、ロックのギターソロの手先で見せるみたいなところがあるのは方向からは仕方がない。
そんな意味で昨日の人よりかノリは良いサウンドで、曲調を大切にした昨日と、そこらへんが違っていて、後は好みでしょう。
若い挑戦者はどんどんでてくるので、すべてをチェックすることは不可能ですが、みんなできちんと評価して、良いものはぜひ広がって欲しいと思うし、日本がその一翼を買っていると思います。
BYE / NAIMA
Enrique Ruiz: Piano
Luis Torregrosa: Drums
Oscar Cuchillo: Double Bass
1.A Father's Anthem
2.Bye
3.Al Llegar Sabríamos Tanto Como Ella
4.Future Imperfect
5.Les Débris
6.Animal Chin
7.Can't Make a Sound
8.A Father's Anthem (alternate take)
9.Les Débris (alternate take)