JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

読み終わったので ピルグリム / テリー・ヘイズ 山中 朝晶訳

2016-03-08 21:27:20 | 


面白いかなと買って、読み始めたけれど文庫三冊だからかなりの量。でも結構いいペースで読み終わった。
マッド・マックスなんかをの脚本を書く人の小説でヴューだから、とても視覚的、章だても短くて3巻だけどとても読みやすい。
だから、ちょっと前に記事にしたけれど結果は書いておいた方がいい。

プロットとかが映画みたいでとても読みやすくて素晴らしいけれど、人物の深さとなると主人公とサブのニューヨーク市警のベン・ブラットリーぐらいはしっかりしているけれどそれ以外は個性が読み込まれているとまではいかない。
同じようにプロットの追い込みも、私の大好きな作家たちまでは練れていないので、小説というよりか、やはり映画を見たような感覚です。

とは言っても文庫三冊を一気に読ました技量はたいしたものだし、特に一人称で書いてある主人公の感覚表現は出色でとても歯切れがよかった。

この後もう2作続けるそうですが、作家としてもっとうまくなる可能性が多いとおもう楽しい作家です。

それでは少し

しかし、こうした男たちがここに送り込まれてきた理由も察しがついた。それは、彼らを送り込んだ何者かによる意志表示なのだ。すなわち、交渉の余地はない、言うとおりにしろ、という意思表示である。

この本を読んでいる途中に、いつものマイクル・コナリーの「証言拒否」が出たので即買ったけれど、この本と被った感じなので、評判の本を一つ間に入れることにしました。


コメント
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