JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

5月の空高く PAT METHENY THE UNITY(←→)SESSIONS

2016-05-13 21:21:26 | 聞いてますCDおすすめ


JAZZ最中といいながら、このごろかなりJAZZ度が落ちて、食べ歩き日記だったり、お花鑑賞だったり、もしくはお病気日記みたいになってまずいとも思っているから、昨日はかなり頑張ったアルバムにしました。
新しいものだって聞いていますということで、きっと多くの人が取り上げるだろうアルバムの久しぶりに1番を
行くことにしました。

パット・メセニーのユニティ・グループの前のアルバムでは、巷が絶賛のなかちょっと変な記事を書いて、でもなんとなく納得をいただいた。(酢豚考なんてひどい題)
今回のアルバム迷うことなくかったけれど、巷がどうであれこれ絶賛です。

ナイロン弦のソロで始まってとてもいいなと思い、2曲目ポッターのソプラノのソロ、そのバックのサンチェスのドラムスを聞いたら、このアルバム今年の最高域と評価されるだろうと確信しました。
3曲目、メセニーとポッターのフレーズと音を聞くと、5月の空が高く広がっていく時期に聞けて良かったと思う。
4曲目のこのサウンド、その青空を一層キリッと引き締めます。
5曲目、メセニーとポッターの高速デュオは、テクニカルを通り越してユーモラスに聞こえて来るから凄い。
続けざまにアブストラクトなフリーインプロに入るところなどライヴと一緒の演出。ここまで充実した演奏をライブでするようになると一度ライブと同じように記録しておきたくなったのでしょう。それだからライヴと同じ尺でCD2枚組です。
2枚目1曲目、ハープの音のようにはじまるのはオーケストリオンでしょうか、コンサートの録音とはちがって、素晴らしいスタジオ・録音、最高の音でライヴを楽しめるアルバムです。
3曲目のベンのベース・ソロがいいし、3曲目の”Two Folk Songs (#1)”のゆったりしたバラッド、これなんかもライヴ・ならではで挟まれるような演奏です。

と言うことで昨日は亡くなった方が凄い刺激をとどけてくれましたが、今日のこの刺激はまさに今、最高のバンドがいまあるのだという、やはりこちらの方がより刺激的で参りました。

PAT MERHENY THE UNITY(←→)SESSIONS

Pat Metheny
Chris Potter
Antonio Sanchez
Ben Williams
Giulio Carmassi

Disc 1:
1. Adagia
2. Sign of the Season
3.This Belonngs To You
4. Roofdogs
5. Cherokee
6. Genealogy
7. On Day One
8. Medley

Disc 2
1. Come and See
2. Police People
3. Two Folk Songs (#1)
4. Born
5. Kin
6. Rise Up
7. Go Get It
コメント
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