ショップで手に取るとCD1枚3,500円台とかなり高い。随分高いから買わないと決断することはできるけど欲しい。
マイルスのトリヴュートそれもどうやらイン・ア・サイレント・ウェーのサウンドへのトリヴュートだろう、この曲になるとどうしても欲しくなる。
マーク・アイシャムという、マイルス・オタクの作曲家、トランぺッターもイン・ア・サイレント・ウェー・プロジェクトというのをつくっていたけれど、この曲になるとどうしてもと思ってしまうのは、当時の鮮明な思い出が私も含めて、どうやらみんなにあるのでないでしょうか。
レニー・ホワイトとダリル・ジョーンズはマイルス・バンド経験者だからサウンドつくりは体験積みだし、ルーニーは完全なマイルス・オタクだろうし、ボブ・ベルデンも「Miles from INDIA」と言うアルバムと「ESPANOL」という二つのアルバムを作ってしまうから、こちらもオタクみんなイン・ア・サイレント・ウエーをマイルスみたいに演りたいんだ。
その意味あのアルバムの曲を上手いぐあいに(文句が出ないように)アレンジして上手くしたのはベルデンだけどこの人昨年亡くなっていたのですね。この人のマイルス・トリヴュートもこれが最後になったのでしょう。
曲を一つ一つ書きませんが、特によかったのがフェンダー・ローズのケヴィン・ヘイズ、この人とはあまりつながらなかったけれどフェンダーのおとがとてもあっていてとても良かった。
なにを今更と考える人は外れてもらって、愛好家が楽しむのも良いでしょう。
In an Ambient Way / POWERHOUSE
Bob Belden (ss,fl)
Wallace Roney (tp)
Oz Noy (g)
Kevin Hays (Fender Rhodes)
Daryl Johns (b)
Lenny White (ds)
01. Shhh/Peaceful
02. In a Silent Way
03. It's About That Time
04. Early Minor
05. Mademoiselle Mabry
06. In a Silent Way (outro)