ニールス・ペデルセン直系の弟子のデュオ・アルバムってことで買ってきたフォネスベック、すでにリーダー・アルバムを2枚持っているし、ラーシュ・ヤンソン・トリオのメンバーとしては「KOAN」からで完全に重要なメンバーになっている。2015年の「B&S」でもあっているし、ほかにもアーロン・パークスなんかともあっているので結構引っ張りだこベーシストになったみたいですね。
ニールス・ペデルセンの弟子として、あれを引き継ぐのはクリス・ミン・ドーキーだと思っているけれど(最近どこに行っちゃたんだ)このフォネスベックも本当にペデルセンのように弾きます。
ひところペデルセン、ペデルセンと言っていた身にとってはうれしいアルバムです。
お相手のピアニスト、ジャスティン・コフリンは初めてだけど、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子だそうです。サングラスをかけて、盲導犬といるジャケもあるので、目が不自由なのでしょうね。アメリカの人でそこがラースのところの雰囲気とは違っていてまた楽しい。
ピーターソンの曲も1曲演っているから、ケニー・ドリューというよりオスカー・ピーターソンとペデルセンの色を楽しませてくれるアルバムになっている感じです。
SYNESTHESIA / FONNESBAEK & KAUFLIN
Thomas Fonnesbæk: Double bass
Justin Kauflin: Piano
1 Synesthesia
2 Lost
3 It's All Right With Me
4 For No One
5 Panic Attack
6 Waiting
7 Semiosis
8 Nigerian Marketplace
9 Skybound
10 Catwalk