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ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライム・シリーズも開始20年、12作目だそうで、こっちもづっとつきあってきたのだから年を取りました。今回はアメリア・サックスとの関係も微妙な距離感です。
ジュリエット・アーチャーという車椅子の見習いが、ライムのラボに参加して、こちらが半分コンビになっています。
話は、ちょっとずるい騙しの仕掛けになっているような気もしたけれど、やっぱりディーヴァー、ちゃんと驚かせたくれました。
それでは一寸自慢に、抜き書き、見習いアーチャーがライムになぞなぞを出すシーン。
「永遠の始まりと時空の終わりに共通するものは?」
「物質」
「違います」
「ブラックホール」
「違います」
「ワームーホール」
「違います」
「あてずっぽうで言っていますね。だいたい、ワームホールが何だかご存じですか」アーチャーが聞いた。
知ってはいる。だが、なぞなぞの答えがワームホールだと本気で思ったわけではない。
答えは単純・・・・
「降参?」
「いや、もう少し考えてみよう」
ってなぞなぞだけど、こっちはディーヴァーになれているから答えはすぐわかった。
答えの方は本編でどうぞ。