
2015年に録音されたアルバムだけれども、知ったのはもとブログ仲間でポーランド・ジャズ紹介人のオラシオ氏が監修したアルバムの一曲。チェロとピアノのディオだから探したんだけど手に入らず。ネットで見ていたら11月に発売というので待っていたアルバムです。
ジャケや写真をみると、ピアノのハニャ・ラニさん、チェロのドブラヴァ・チョヘルさんどちらも少女のよう、この時は24と25だからわからんじゃないけど、才能というのは与えられるものだつくづく思う。


1曲だけだったのが15曲通して聴くことが今回できたわけです。ピアノとチェロのデュオだからもちろん興味深いのだけれど、ほかったのはアルバム全体の雰囲気。このアルバム、ノートにあるけど、80年代から90年代にかけてポーランド・オルタナ・ロック界を席巻した人気バンド、レプブリカRepublikaのリーダー、グジェゴシュ・チェホフスキの曲をカバーしたものだそで、統一感がある。そこに前奏曲、間奏曲と題された5曲はレニのピアノ作品。3曲はバイオリンが参加がする。なんとも落ち着いた雰囲気を加えている。
例えば人生を振り返って(ここのところはやっている)いろいろな場面を一人の人が記述(編曲・作曲)しているわけで、どの曲もつながった場面のようにかんじて、それがピアノとチェロという思索感のある音色でつづられる。
なんとも落ち着くレニの曲と1曲目”マモナ”、11曲目”愛に勝てっこない”が気に入った。
カテゴリーはジャズに分けられているけれど、そこにはとらわれない。私としてはチェロの分類だけど、ジャズに持っていったら”おすすめ”に入ります。
常に二人で行動しているわけではないけど次があってほしい。
biata flaga / hania ranu & dobrawa czocher
hania rani piano
dobrawa czocher cello
kornella gradzka violin(3.12.15)
1 Mamona
2 Biała flaga
3 Preludium c-moll
4 Odchodząc
5 Republika marzeń
6 Intermezzo f-moll
7 Telefony
8 Śmierć na pięć
9 Intermezzo cis-moll
10 Obcy astronom 5:10
11 Nie pokonasz miłości
12 Preludium es-dur
13 Nie pytaj o Polskę
14 Tak tak to ja
15 Preludium g-moll