

まるで知らない人だったけど、ケネディ暗殺事件につながる、と逃亡劇ということで、面白そうなので買ってあった。面白い本が続いていてこれもそうだろうという期待感で読み始めた。
登場人物のキャラクターを把握できるまで、ちょっと読みずらかったけれど、そこがすんなりするとこえは素晴らしい。
スピーディーな、それも思わぬ展開が、これは映画になると確信するような運び。
切ない展開と落ち着いた着地、これも面白いにつながって今年は良い展開です。
主人公がジャズ好きで、ボッシュじゃないけれど随所にちょこっと出てきて、これも楽しい。
ラウンド・ミッドナイトなあんて、ある意味立て糸みたいに効いてくる。