JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

出来る男の BLUE VOICES / FUMAIKI MIYAMOTO

2012-05-16 22:10:51 | 聞いてますCDいいと思う


前に中古クラシックの棚をみていたら、これはクラシックじゃないだろうと買ったアルバム「SOUL BLUE」は
オーボエの(今は指揮者)の宮本文昭のフュージョンアルバムだった。
同じクラシックの棚でメローなジャケットで楽器がオーボエなので、これは宮本文昭だとすぐ解った。
曲目をみると結構好きな曲がはいっているので、買ってみた。

プロローグみたいな曲のあと2曲目のピアノがボンとなって、切れの良いドラムス、ピアノがうまいなと思ってジャケみれば前田憲男さん、ドラムスが猪俣猛でベースが荒川康男という凄い布陣でした。
2曲目は宮本氏のオリジナルでこれが良い。
3曲目はG線上のアリアをボッサにのせて、この人の吹くオーボエ、太くどの音も完全に鳴っているという感じで安心して聞いていられます。
5曲目が“おもいでの夏”、オーボエのアドリブパートのフレーズは流れるよう、多分沢山フレーズ吹いて選んでいるのだろうけれど、まあジャズマンも一緒です。
6曲目はピアノが佐藤充、前田憲男と二人がアレンジなのだから、なんか凄い出来る男たちが集まって出来たアルバムのようです。
7曲目の“ ヴォカリーズ”はオーボエの音にぴったりです。
9曲目は凝ったアレンジの“ボヘミアン・ダンス”13曲目の“ノクターン”は哀愁あって佐藤のピアノもかっこ良い。
でつけた題名は「出来る男の」、実はインスタント・コーヒー、ゴールド・ブレンドの有名なコマーシャルに出ていたかと勘違いして「違いがわかる男の」としようと思ったけれど、それは違いで、演出家の宮元亜門と作家の宮元輝、まあ間違いがわかってよかった。

BLUE VOICES / FUMIKI MIYAMOTO

宮本文昭 (オーボエ)
前田憲男(ピアノ、シンセサイザー)
荒川康男(アコーステック・ベース)
猪俣猛(ドラムス)
中牟礼貞則(ギター)
タイム・ファイブ(コーラス)
佐藤充彦(ピアノ、ハープシコード、シンセサイザー)
吉野弘志(アコースティック・ベース)
高田みどり(パーカッション)
毛利伯郎(チェロ)
山木秀夫(ドラムス)

1 リトル・ファンシー(竹内淳:コパキラ)
2 午后のロマネスク(宮本文昭)
3 ボサ・ノヴァ・オン”G”(バッハ:G線上のアリア)
4 イパネマの娘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
5 おもいでの夏(ミシェル・ルグラン)
6 回転木馬(サティ:きみがほしい)
7 ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
8 ジムノペディ(サティ)
9 ボヘミアン・ダンス(ドビュッシー:ボヘミア舞曲)
10 リトル・ファンシー(竹内淳:コパキラ)
11 ミスティ・ブリーズ(エックレス:ヴァイオリン・ソナタ)
12 エレジー(フォーレ)
13 ノクターン(ショパン:ノクターンOp.55-1)
14 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 異色の絶妙 GIULIA'S THURSD... | トップ | 2冊がごっちゃに »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

聞いてますCDいいと思う」カテゴリの最新記事