朝からすごい雨でした。息子1がアメリカに行くときにおいていったコートとかの服がまだのこっていたところ、オクサンの友達が関係する海外からの留学生が集まっているところで、バザーがあるというので、寄付してきました。
円高で日本に来ている人々も大変でしょうし、暖かいところから来た人は日本で服をそろえるのも大変でしょう。
息子の方は逆に恩恵をこうむっているわけで、それのお返しです。
マフラーとかももって行きました。
でちょっと暖かくなっています。
その暖かい気持ちがそのまんま、さわやかに聞こえるのがこのアルバム、ヤン・ラングレンがロスのクラブで南海岸の名手とトリオでのライブ演奏です。
このメンバー同じ場所で1996年にライブ録音していますから12年ぶりにtogether againとなったわけで、この12年でラングレンの風格をまざまざとあらわした演奏です。
曲目紹介のMCがきちんと録音されているので、2曲目のおなじみの曲を紹介されて、出方を待っているとながれじめるあたりまるでライブにいる感じになります。
このトリオ、特別編成でありながら、とても軽やかでその上しっとりした演奏、ずば抜けた上質のピアノ・トリオです。
3曲目はスウィンギーなラバーべラのソロ、この人今も引っ張りだこですね。
5個y組めはオスかー・ピーターソンのささげらたピアノソロで“Tenderly”ピーターソンのきらびやかなところ、軽やかなところ、メロディーがあふれ出るところ、ラングレンが引き継いだように思います。
6曲目はチャック・バーグホーファーのベースをフューチャーした“Yesterday”、アルコからはじめて、ピッキングピアノの入った後もう一度ベースのソロ、シェリー・マンとの演奏が長かったようですが、歌伴もだいぶあるようで、このような曲得意なのでしょう、ライブらしい見せ場がそれぞれにあります。
7曲目、ラングレンのよく歌うピアノ、このような演奏しばらく聴いていなかったような、ちょっと思い出した。
8曲目オスカー・ペティフォードの曲をスィンギーに演奏した後、このメンバーにもう一人ピート・ジョリーを加えたアルバムでも演奏した“I've Never Been In Love Before ”聞き比べてみました。今度の方がゆったりめな演奏でした。
友達からは、寄付したドルチェ・ガッパーノのコートをうれしそうに買った人がいたようです。
売上金はこの留学生たちの支援に使われます。
ライブの素敵な演奏で暖かさをもらったり、こっちは誰かが暖かくできるようにおくったり、なんかいいですね。
together again...at the jazz bakery / jan lundgren
Jan Lundgren (p)
Chuck Berghofer (b)
Joe La Barbera (ds)
Recorded at The Jazz Bakery, Los Angeles, January 2, 2008
1.Introduction
2.Have You Met Miss Jones?
3.Someone To Watch Over Me
4.Love For Sale
5.Tenderly
6.Yesterday
7.I'm Old Fashioned
8.Blues In The Closet
9.I've Never Been In Love Before
10.Everything Happens To Me
11.Rhythm-A-Ning
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