ショップに行ったらマイク・スターンのアルバムがあって、メンバーをみるとクリス・ポッター(サックス)、アントニオ・サンチェス(ドラム )、ジム・ビアード(ピアノ)、クリスチャン・マクブライドそれに、リチャード・ボナの名前がある。
オッ、これ買おうと買ったのだけど、どう記事にしよう。というのも考えてみたらマイク・スターンのアルバムを買ったことがなかった。もちろんマイルスと一緒に演奏しているのは聴いているし、サイドとして多くのアルバムに参加しているのは聴いている。しかしリーダー作は初めてだし、リーダー作がどのようなのか知らなかった。
さて、聴き始めたら2曲目で止めた。2回目は4曲目で休み。一体どうしたことか、かといって最初なかなか取っつけなかったアルバムが高い評価になることも何度もあるから、これもそれかもしれない。
さてしばらく置いといて、3回目。オッいいじゃないか。そういえばマイク・スターンってこういうフレーズを弾くんだったと思い出した。そしたらこれが良い。4曲目これは良いじゃないと思ったら5曲目の久しぶりのボナも良い。
さてなぜ最初ダメだったかと考えるに、体力かもしれない。スターンのちょっとうねるようなフレーズって腹に入れるのに力がいる。一度その取り方を覚えればそれが心地よくなる。
そしてこのメンバー、マイク・スターンのフレーズに張り合うにはこのメンバーでなければ、うまく行かなかったというか、なんと最強なことか。ガーと吹き倒すポッターしかり、ガツンと占めるマクブライトのベースしかりである。
そうこのアルバム、マイク・スターンを聴く体力、このメンバーを受け止める体力が必要なのだ。
体力のある時聞けば、これがワクワク、ニコニコの気持ちよいアルバムである。
ということが3回目にして納得できた。そんなことでこのアルバムかなりの高評価になるな。
ECHOES AND OTHER SONGS / MIKE STERN
Mike Stern (electric guitar, backing vocals on 9),
Chris Potter tenor saxophone on except 4, 5, 9),
Jim Beard (acoustic piano, keyboards),
Christian McBride (electric bass, acoustic bass on 1, 2, 3, 6, 8, 7, 10, 11),
Antonio Sanchez (drums except 4, 5, 9),
Leni Stern (ngoni on 1, 5, 8), Arto Tunçboyacian (percussion except 6, 7),
Richard Bona (bass guitar on 4, 5, 9, vocals on 5, 9),
Dennis Chambers (drums on 4, 5, 9),
Bob Franceschini (soprano saxophone on 5, tenor saxophone on 4, 9)
2024年作品
1. Connections
2. Echoes
3. Stuff Happens
4. Space Bar
5. I Hope So
6. Where's Leo?
7. Gospel Song
8. Crumbles
9. Curtis
10. Climate
11. Could Be
マイキー初買いでした。最初はちょっと苦労したけれど、一つハラ落ちしたらとても楽しいアルバムになりました。メンバーがすごいですね、マクブライトの凄さも再認識です。
今回のアルバムは収録時間も長いですし,おっしゃる通り聞くには体力が必要ですね(笑)。しかし,今回のアルバムはメンツもほぼ固定に近く,ここに集った亡くなったJim Beardの呼び掛けに呼応したという気もします。
そしてクリポタですね。ここまでの共演というのは初めてだと思いますが,クリポタってやっぱり何でもできちゃうのね~なんて感心してしまいました。
ということで,当方記事のリンクを貼り付けさせて頂きます。
https://music-music.cocolog-wbs.com/blog/2024/10/post-67f991.html