聡明が続いて / abyss Chihiro Yamanaka

横浜JAZＺプロムナードが始まりました。仕事の関係で初日にはいけません。
２日目の行きたいところを色々考えて楽しんでいます。
明日一日の計画、bloｇ仲間のcrissさんと多分一緒になるところがあるのでしょうと想像しています。
横浜ＪＡＺＺプロムナードの場合ステージの５つを全ていい状態で聞けることは難しく思います。色々考えて組み合わせて行くことにします。
仕事の関係で初日は行ったことがないＪＡＺＺ祭ですが明日は満喫したいと思っています。どこに行くかはやっと決まりましたが、応援しているハクエイも演奏するのでそこやはり行くことにしました。

ところで新しい山中千尋の新しいアルバムが出ました。
山中千尋が澤野工房から出したデヴューアルバムには、女の子で日本人でこのフレーズと本当にビックリした思い出があります。メジャーに移ってからもコンスタントにアルバムを出しており安定しています。少し前の“Outside by the Swing”から一つ飛ばして新しいアルバムを拾いました。
ジャケは凄いですね、このようなピアノを弾く人と思えな細身の美しい人です。
ところが出てくる音は甘くない。
１曲目で軽快な調子で弾くピアノはさすがだと思います。
２曲目はエレピで、エレピとしてそこそこでしょうか、しかし３曲目モーグをばっくに弾くピアノソロの緊張感、その後のモーグの節回しも魅力です。
４曲目では、彼女の魅力が発揮されます、魅力的なバップのメロディをリズミックに弾くと一瞬ブルーノートかと思います。このように弾ける人なかなかいないのでないでしょうか。
ところが６曲目“GIANT STEPS”をエレピで解らないようにはじめ、そのエレピを使ってテーマをはっきりさせるこの曲はあまり面白くありませんでした。
８曲目はベースの音、実はあまり好きでない音に、電子音と、メロディ、なぜだか良く解りません。９曲目の電子音がなぜ必要かわからないし、最後の曲でハモンドオルガンをジャージにしながら、電子音の繰り返しをしているのが、どうしてか解りません。
なかなか良いなで始まったアルバムも、いい曲があるものの、後半の電子音の使い方が好きではなく、どうしてこうするんだろうとの疑問が残ってしまったアルバムです。