5月は誕生日ラシュでした。2人の息子は26才と23才になりました。
上の子は夜遅くまで仕事をしていますし、下の子も就職して資格取得のために、初めて勉強などをして頑張っています。
わがハクエイ君も6日には33才になり、ブルーノート名古屋など、メジャーな小屋へもリーダーで出演が決まり、素晴らしい成長を見せてくれています。
若い人の成長の勢いはとても素晴らしくうらやましい限りです。
この季節、若葉はどんどん繁っていくことでしょう。
ジャケットが若葉の中で弾いているのがこのアルバムです。
John Stetchは1968年生まれ、このアルバムが録音された1998年は30才で、ちょっと昨年ぐらいのハクエイ君を思わせる若々しいプレーです。
1曲目のオリジナルにその独自性が発揮されて、ゆったりとしながら、角をはっきりと決めている演奏です。
2曲目も若さの割りに余裕を見せた、ベースのソロがしっかりしていて、安定感があるプレーです。
3曲目、“What Is Thisthing Called Love?”にしても5曲目“Body And Soul”にしてもアレンジがかなりこっています。
これが若手の頑張が出てしまうところですが、でも結構いいのです。
4曲目トニー・ウイリアムスの“Sister Cheryl”、キースの演奏をだいぶ意識しているところがありますが、爽やな美しさは消えません。
最後の曲はいかにもフォークをまとめた曲で、先がある技量を解る演奏でした。
John Stechをこの後聞いていこうと思っていたのに、soloアルバムが続いて忘れていました。その後にトリオアルバムが出ていて、そこにはしっかりと成長のあとが感じられます。
若い人の成長という見方からもjazzは楽しめます。
Green Grove / John Stetch
John Stetch piano
Kieran Overs bass
Ted Warren drums
1 Green Grove
2 Chips for Crunch
3 What Is This Thing Called Love?
4 Sister Cheryl
5 Body and Soul
6 Zabava
さわやかで瑞々しさ若さを感じるアルバムですね。
”若葉繁れる”ピッタリですね。
このアルバムがとてもいいので、次も買いましたが、テクは増している割に、小難しくなっていてあまりお薦めできません。ただ良いピアニストなので今度出るアルバムはいいと思います。