2000年の録音。デンマークの新星ベーシストと言うので購入。それにラーシュ・ヤンソンのピアノだし。で1曲目、テナーのソロで即興奮に入りました。カルテットの良さで、ピアノトリオバックにテナーのテーマ、ソロ、ピアノのソロ、テーマアンサンブルと落ち着いた構成がうれしいです。テナーの高音域はJ・コルトレーンかと思うような音の伸びです。昔の興奮が生き返ります。ほとんど全てベースのVuustの作品ですが、ホーンと良くマッチした曲だし、4曲目などラーシュ・ヤンソンの曲かと思うほど奇麗な流れでした。
ラーシュ・ヤンソンのトリオは手に入るものは持っているつもりですが、トリオ演奏とそれ以外のときのピアノの感じが少し違うと思ってきました。ホーンが入るとシングルトーンの多い強いタッチになるような気がします。上海公演のライブなどあまり好きになれませんが、この4曲目などはホーンが入っていてもラーシュらしさが損なわれず好きです。5曲目はヤン・ガルバレクのように、高音のロングトーンを使ったソプラノのバラッドで聴かせます。
どちらかと言うとベースシストがリーダーのアルバムではなく、SAXがリーダーのように感じるアルバムです。もう1曲ぐらいスタンダードをいれてくれたら印象が強くなったのにと思います。それと恐れを知らずにいうならば、ラーシュのアルバムのベースはトリオ作品のLars Danielsson以外は森さんよりこの人にしたらと思います。
homesick / peter vuust
peter vuust bass
lars jansson piano
alex riel drums
ove ingemarsson tsax & ssax
1 Homesick
2 The Masquerade Is Over
3 Foundation and Earth
4 The Big View
5 Japanese Connection
6 Nice Trick,Dad!
7 Leda and the Colonel
8 Young Blue Eyes [Mikkel's song]
ラーシュ・ヤンソンのトリオは手に入るものは持っているつもりですが、トリオ演奏とそれ以外のときのピアノの感じが少し違うと思ってきました。ホーンが入るとシングルトーンの多い強いタッチになるような気がします。上海公演のライブなどあまり好きになれませんが、この4曲目などはホーンが入っていてもラーシュらしさが損なわれず好きです。5曲目はヤン・ガルバレクのように、高音のロングトーンを使ったソプラノのバラッドで聴かせます。
どちらかと言うとベースシストがリーダーのアルバムではなく、SAXがリーダーのように感じるアルバムです。もう1曲ぐらいスタンダードをいれてくれたら印象が強くなったのにと思います。それと恐れを知らずにいうならば、ラーシュのアルバムのベースはトリオ作品のLars Danielsson以外は森さんよりこの人にしたらと思います。
homesick / peter vuust
peter vuust bass
lars jansson piano
alex riel drums
ove ingemarsson tsax & ssax
1 Homesick
2 The Masquerade Is Over
3 Foundation and Earth
4 The Big View
5 Japanese Connection
6 Nice Trick,Dad!
7 Leda and the Colonel
8 Young Blue Eyes [Mikkel's song]
このアルバム、愛聴盤になってしまいました。
> ベースシストがリーダーのアルバムではなく、SAXがリーダーのように感じるアルバムです。
何も知らずに聴けば、誰でもそう思うかもしれませんね。Vuustはベーシストとして一流のようですが、素晴らしい曲を書けますし、ライヴでこれだけ完成度の高い演奏を聴かせて、カルテットをまとめているという点でリーダーとしても一流なんだろうなーと思います。
ってなんか最近コメントいただきましたね。
すずっくさんの記事で気が付きました。
とても落ち着いた良い演奏ですね。