このアルバムに付いて書こうと思ってからだいぶ時間がたってしまった。ジャケットをみるとメンバーの古い写真と生い立ちが書いてあるようで(フランス語なので全然読めないから不明)かなり思い入れのあるアルバムだと思うのですが、インパクトがはっきりとしなかったのです。
今回やっとアルバムにたどり着いたようでホットしています。ずっとそばにいたのに今になり、その魅力にきがついて愕然とするような状態です。でもCDって取り返しがつかない過去になりませんから。やれやれ。
2曲目ドラムはガンガンしっかり叩いて、それに対するピアノもすごい事をやっています。それが当たり前のようにまとまっているので驚くべきところでおどろかない。4曲目ハーモニーを探る中からメロディが生まれ、そこにリズムが入ってくるあたりゾクッとしますが驚かない。6曲目も大変美しい曲です。美しい曲は多くがプツリと切れたように終わります。7曲目のピアノアドリブもすばらしいし、8曲目のベースソロも構成されたしっかり流れのある曲になっています。
9曲目、パリの街、窓に雨がつたう室内ではある女性が鍵盤でメロディをつま弾いている。そして思いは・・・ 映像的です。
10曲目のボラーレや5曲目のはっきりしたメロディ、11曲目のイントロの印象にとらわれがちですが、それがこのアルバムのわなです。このアルバムは美しい過去を綴っている思い出集。だからぷつりと切れる記憶もあるのです。曲が一枚一枚の写真だとわかったときこのアルバムは落ちつくべきところに落ち着きました。
このピアニストの特徴としては独特の左手の柔らかい和音、右手の美しいトーンです。そんな演奏に派手なところのない曲の演奏が、すごい事をしてるのに強いインパクトを与えない落ち着いたものにしています。ドラムもしっかりした内容なのに押さえて聴かせています。録音レベルを変えて聴いたらドラム演奏としてかなり興奮する演奏ですね。生で聴いたら全然違う印象でしょう。
ここで演奏されているの曲は、一つ一つまるで古いアルバムの中の1枚の写真のようです。
そう思えたらすばらしいアルバムになりました。12曲目目のピアノソロ“post seripyum"が終わったあとしばらくの間があり演奏されるセカンドバージョン、この隠れピアノソロがComoの現在を表現しているのだと感じました。
Jean Pierre Come / Storia・・
Jean Pierre Como piano
Andre Ceccqarelli drums
Thomas Bramerie bass
1 primavera
2 le pluz beru tango du Monde
3 Lwtgs Mare
4 Eestate
5 Giarno Di Festa
6 Lea
7 Allegria
8 Syragria
9 valse du premuier Jour
10 Vdare
11 Storia
12 Post seriptum
今回やっとアルバムにたどり着いたようでホットしています。ずっとそばにいたのに今になり、その魅力にきがついて愕然とするような状態です。でもCDって取り返しがつかない過去になりませんから。やれやれ。
2曲目ドラムはガンガンしっかり叩いて、それに対するピアノもすごい事をやっています。それが当たり前のようにまとまっているので驚くべきところでおどろかない。4曲目ハーモニーを探る中からメロディが生まれ、そこにリズムが入ってくるあたりゾクッとしますが驚かない。6曲目も大変美しい曲です。美しい曲は多くがプツリと切れたように終わります。7曲目のピアノアドリブもすばらしいし、8曲目のベースソロも構成されたしっかり流れのある曲になっています。
9曲目、パリの街、窓に雨がつたう室内ではある女性が鍵盤でメロディをつま弾いている。そして思いは・・・ 映像的です。
10曲目のボラーレや5曲目のはっきりしたメロディ、11曲目のイントロの印象にとらわれがちですが、それがこのアルバムのわなです。このアルバムは美しい過去を綴っている思い出集。だからぷつりと切れる記憶もあるのです。曲が一枚一枚の写真だとわかったときこのアルバムは落ちつくべきところに落ち着きました。
このピアニストの特徴としては独特の左手の柔らかい和音、右手の美しいトーンです。そんな演奏に派手なところのない曲の演奏が、すごい事をしてるのに強いインパクトを与えない落ち着いたものにしています。ドラムもしっかりした内容なのに押さえて聴かせています。録音レベルを変えて聴いたらドラム演奏としてかなり興奮する演奏ですね。生で聴いたら全然違う印象でしょう。
ここで演奏されているの曲は、一つ一つまるで古いアルバムの中の1枚の写真のようです。
そう思えたらすばらしいアルバムになりました。12曲目目のピアノソロ“post seripyum"が終わったあとしばらくの間があり演奏されるセカンドバージョン、この隠れピアノソロがComoの現在を表現しているのだと感じました。
Jean Pierre Come / Storia・・
Jean Pierre Como piano
Andre Ceccqarelli drums
Thomas Bramerie bass
1 primavera
2 le pluz beru tango du Monde
3 Lwtgs Mare
4 Eestate
5 Giarno Di Festa
6 Lea
7 Allegria
8 Syragria
9 valse du premuier Jour
10 Vdare
11 Storia
12 Post seriptum
僕も以前にコモの「storia」の記事書いたことがありますので,勝手ながらトラバさせていただきました。
「storia」が好きならきっと「scenario」も気に入ると思います。僕は最近は「scenario」の方が気に入っています。
「scenario」はチェカレリ以外にもステファン・ウシャールが参加していてgoodですよ。
> 録音レベルを変えて聴いたらドラム演奏としてかなり興奮する演奏ですね。生で聴いたら全然違う印象でしょう。
そうですよね。ANDRE CECCARELLIの演奏は、いつもエネルギーに満ちていて実によく“歌っている”という感じを受けます。
COMOの新作が出るのを待っているのですが、今のところそんな気配はありません。その代わり、最近発売されたPIERRE-STEPHANE MICHEL / RAYON VERT(澤野工房)にCOMOが参加しているのでそちらで聴くのを楽しみにしています。
monakaさん、更新毎日なのですね!私、怠け者なので気が向かないと書けません(;^_^A
それから、いつのまにかリンクありがとうございます。私からもさせていただきます。
COMOは個性的なアルバム作りますね。私も野沢工房のは聴きたいと思います。ceccarelliをお好きなのは存じています。私意識して聞いていませんでしたが、ベストは何ですか。
ドレファスのCECCARELLIとエンリコのLIVE IN PARISは持っているんですが。
> ベストは何ですか。ドレファスのCECCARELLIとエンリコのLIVE IN PARISは持っているんですが。
ドレファスのCECCARELLIというのは、おそらくCARTE BLANCHEのことだと思いますが、monakaさんがお持ちの2作品はどちらも素晴らしいですね。
私にとってのベストとなるとなかなか決められないので困るのですが、monakaさんがお持ちの2作品以外でリーダー作ですと
■FROM THE HEART(Verve)
ですね。
それからCECCARELLI参加作ということですと、
■PIERRE-ALAIN GOUALSH / EXPLORING THE MUSIC OF SERGE GAINSBOURG(Night Bird Music)
で、これは録音も優秀なのでオーディオファンのかたも気に入ると思います。
また、
■NICOLAS FOLMER / I COMME ICARE (Cristal Records)
は内容も素晴らしく、CECCARELLIの繊細、緻密、優美なドラミングが堪能できるという点でお薦めです。
以上の3枚は愛聴盤です。
LIVE IN PARISと同じ面子で、これは傑作と呼んでもいいと思います。
■ENRICO PIERANUNZI / SEAWARD (Soul Note)
PIERANUNZIの静謐で耽美なピアノが素晴らしいですよ。
それにしても毎日暑いですね。当地は昨日、気温が36度を越えていたそうです。さすがの私もぐったりしていました( ̄ェ ̄;)
そちらはいかがですか?
いっぺんに開封して聴いてしまうと、気に入ったのだけ聴いてしまって、ろくに聴かずに放置されてしまうのがたくさん出てくるからです(^_^;)
先ほど、monakaさんのGABRIEL ZUFFEREYの記事拝見しましたが、これ、良さそうですね。
私、現在、
■PIERRE-STEPHANE MICHEL / RAYON VERT
を聴いております。根がのん気なので記事にするのはもう少し先になるかもしれませんが、そのときはトラックバックさせてくださいね。
私、未開封ってあまり信じられません。お金握ってレコード屋にいくことは昔から変わっていません。