JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

monaka どうする?

2012-07-20 22:39:41 | monakaのダイエット日記
この記事は文頭の日付を見ていただくと判る通り、何日か前に書いたものです。
書いてすぐ後が続かなくなったら沽券にかかわるのでおいておたものです。
何日かたって話題が私のなかできえないのでとりあえずスタートさせます。

7/17
太ってきたという認識はもちろん季節がかわって衣替えを行うと実感する。また礼服はしばらく着ないから、それを着たときにこちらの体型の変化をごまかせない。
昨年NYで5ヶ月ぶりにオヨメサンに会ったときに「なんだかいらない物がついたみたい」と言われて、感じてはいたもののそのまま過ごしてきた。
春になって春物のパンツがとてもきついと思ったけれど一寸ゆるめのを選んでなんとかはいている。
まあちょっと困った程度で、好きな物を好きなように食べている生活を変えたくない思いの方がまだ勝っていた。
先日、礼服の一つが入らない事が判明したし、それに自分のおなかを見ないわけにもいかない。
それでまずはダイエットを検討、検討をすることにしました。

まずは基礎データ(これで私の体型の悪さがわかってしまうけれど読む方のためにはしょうがない)

人間ドックには毎年行っているけれど古いデータが水浸しになってないのでここ3年の記録しかない。でも基本的には徐々に体重が増えてきている(8年ぐらい前にジムに通っていた時は、たぶんもう3kgぐらい少なかったと思うけれど、それも太ってきたから通ったので大差ない。)

でのこっていたデータを公開、身長は年々縮んでいるけれど167cmということにして
2010年 体重68.7Kg BMI 24.8
2011年 体重69.3Kg BMI 24.9
2012年 体重69.8Kg BMI 24.9
これは2月に測定した物です。2月にはだいぶ太ったとおもっていたのですがドックではそれほどいわれなかったので今日まで安穏としていました。

ダイエット検討として、気になっていたのがヒットしている本「おやじダイエット部の奇跡」桐山秀樹著 マガジンハウス



新聞には3週間で20Kg減量なんて書いてあるし、まずはこの本をチェックしてみました。
“「糖質制限」で平均22Kg減を叩き出した中年男たちの物語”と副題があります。
とても売れている本のようで月曜日に本屋さんでは見つからず、(店員さんにははずかしくて書名をいえない)17日火曜日に会社近くの本屋さんでゲットです。

読んでみると、糖尿病になっていた著者が京都・高雄病院の江部康二医師の提唱する「糖質制限食」で痩せ、同じような中年のおじさんたちも感化していくドキュメントのようで(まだ全部よんでいない)この桐山秀樹氏は20kg減、だそうです。
この人の身長は167.8Cmで若干私よりか大きく、20kg減だけれど元の体重が87Kgだから、それは病的肥満からの脱却であって急に減るでしょうとまずは思います。

さてそうは思いながらも問題がありました。本を買った昼の食事は豚肉のオイル焼き・スパゲッティー添えにタバスコをたっぷりかけてご飯といただきました。
で夕食後これを読んで、ずっと乗ったことのなかった体重計(潜在的に嫌っていた)に乗ってみました。
“ギエ~~”体重は73.6KgBMIは26.4あるんです。
体重の減った桐山さんより重いのであります。
これは、どうするんだ、、、monakaはどうするのでありましょうか。
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あの夏の少年の様に KOAN / Lars Jansson

2012-07-19 22:32:16 | 聞いてますCDおすすめ


ラース・ヤンソンの新しいアルバムがでてしばらく聞いています。
東日本大震災の犠牲者・被災者に捧げたアルバムだそうですが、今日はこのアルバムが生き生きと伝わったきました。
1曲目、シンバルのリズムアルコのプロローグに始まるピアノ・トリオはヤンソンの以前のトリオとはすこし違っています。
ベース・ラインはウォーキングをしっかり、ドラムスのリズムを強調して、そこに若々しいピアノ・メロディ、切れの良さに一寸驚きます。曲名“只管打坐(しかんたざ)”ただ一念に座禅を組むということのようですが、この演奏リズムに乗る一念なのでしょうか。
2曲目は、憂いより好奇心の勝つ日、マンネリより創造意欲が勝つ日、朝の空気がみずみずしく感じた時に聞く音楽です。今日東京は、今年一番の暑さになったそうですが、朝はなんだか外に飛び出していくような感じでした。
塞いだ重苦しい出来事を引きずっていましたが、ヤンソンの音楽が力を呼び起こしてくれたのかもしれません。
3曲目、ヤンソンらしいピアノのメロディ、ベースとドラムスの行き方はこの演奏も同じです。生意気なようですが、この新しいリズム隊は合格だと思います。ヤンソンが新しい、それもカラフルなシャツに着替えた感じです。
4曲目、ベース・ソロが良い。良い音ベース好きには、にっこりさせるフレーズがその後のピアノを優しく感じさせて、まさしく曲名“A Gentle Heart”です。
5曲目は再びヤンソン・メロディー。
6曲目、4ビートのウォーキングにのせて、ピアノ・フレーズは切れのある若々しいもので、ここら辺が新しいトリオの行き方なのでしょう。
7曲目は静かだけれど、みずみずしいバラッド。
8曲目、シンプルで若々しい演奏、ヤンソンもう一つシャツをアロハに着替えたような感じ。
9曲目ベースとのインタープレーが楽しい演奏で、10曲目も長めのベースソロ、後半ベースの比重がまして、これがヤンソンのトリオの形と思います。
12曲目はしっとりと終わってこれで良し、13曲目はいらないと思います。

好奇心に満ちたみずみずしい心、これがヤンソンの新しい朝とは言わないけれど、夏の日の始まり、負けない跳ねるような力を感じて、思い出しました。

以前にも紹介した大好きな本
“たんぽぽのお酒”  レイ・ブラドベリ  北山 克彦訳 晶文社の出だしを再び引用します。

「静かな朝だ。町はまだ闇におおわれて、やすらかにベット眠っている。夏の気配が天気にみなぎり、風の感触もふさわしく、世界は、深く、ゆっくりと、暖かな呼吸をしていた。起き上がって、窓からからだをのりだしてごらんよ。いま、ほんとうに自由で、生きている時間がはじまるのだから。夏の最初の朝だ。」

KOAN / Lars Jansson

Lars Jansson(p)
Thomas Fonnesbaek(b)
Paul Svanberg(ds)

1. Shikantaza
2. Koan 3
3. El Piloto
4. A Gentle Heart
5. Iceland
6. He who sings and sobs
7. Too good to me
8. Romantic
9. Uroboros
10. Jamal
11. Koan 2
12. The Organist
13. Hippocampus (woodwinds5)
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いつの日かまた HEAR AND KNOW / MIKE NOCK

2012-07-18 23:06:34 | 聞いてますCDおすすめ


マイク・ノックが前作に引き続いて自分のレーベルから今度はクインテットのアルバムを少し前にだしていた。
まごまごしているうちにだいぶ時間がたってしまったけれど、うまい具合に眼について拾うことができました。
マイクのレギュラートリオにサックスとペットを迎えたグループです。
マイク・ノックはハクエイ・キムを通じて手紙を渡したりしていたので、来日した初対面のときでも、持っていった7枚ものアルバムに一つ一つコメントを書いてくれたオジサンです。

1曲目ホーンのハーモニーをバックにノックのピアノは優雅でサロン的な感じで驚きます。アンサンブル重視のなかBenのベースソロが懐かしい。
この兄弟のリズムはハクエイ・キムが日本デビューから3作いっしょだった友人で、ですからハクエイともノックとも来日したときに合っていました。
このトリオでの前作は張り詰めた感じのピアノトリオで大変すばらしいものでした。

今作はホーンがはいってアルバム雰囲気は違ったものにしあがった感じで、2曲目ホーンに照準をあわせているようでペットの長尺なソロとなります。
このペットのKen Allarsがスカラシップを受けることがきまってアルバム作りをすることになったみたいで、まあこれから成長するだろう少し前段階という感じです。
3曲目、アブストラクトなアプローチをいれてホーンの後がピアノ・ソロ、フレーズを作る間合いの呼吸が、これはハクエイがオーストラリアでみっちり教えられたインプロなのでにているのですね。
4曲目、4ビートをしないから少しにた感じに曲がなってきます。
5曲目はゆったりしたバラッドで、6曲目ペットのフレーズが音階練習みたいであまり好きではありません。
最後の曲、ピアノ・トリオみたいに始まって、最後までトリオでもと思うのですが、ホーンのアンサンブルが入って、そういえばこのアルバム、リズムもあまり目立たないし、レーベル運営をするノックさん、いろいろ考えて作っているのでしょうね。

私としては、ピアノ・トリオのアルバムであって欲しかったけれど「Hi,Mike!」の仲なのでこれもいいかなと思います。
このアルバムに再びマイクと書いてもらうのはいつの日になるのでしょうか。



HEAR AND KNOW / MIKE NOCK

Mike Nock (piano)
Ben Waples (bass)
James Waples (drums)
arl Laskowski (sax)
Ken Allars (trumpet)

1. Hear and Know
2. The Sibylline Fragrance
3. Colours
4. After Satie
5. Komodo Dragon
6. If Truth Be Known
7. Slow News Day
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最後にお仕事 Viens Dimanche! / Patrice Caratini

2012-07-17 21:44:06 | 聞いてますCDいいと思う


ファン・ホセ・モサリーニの名前はしっかりインプットしているので、名前を見つけて買ってよく見ればラベルブルのアルバムでした。
いつものジャケより少しさっぱりしてしゃれているから間違えたけれど、リーダーのパトリス・カラティーニと演奏しているほかのアルバムも持っていました。

1987年の録音で、11人編成なのでアレンジをしっかりしたビックバンド的アンサンブルですが、途中ギターとかバスクらとかがスゥッと浮き上がる、そして時代もたっているので、現代のとつっとんがらずに聞くことができます。
2曲目、4ビートにのってマルク・デュクレのギターがストレートなフレージングなのが面白い。
3曲目、バイブの響きがフランス的、ラベルブルのインテリジェンスが見えます。
4曲目もバンドネオンとバイブ、最後はエリントンの曲でした。

昨日は連休最後の日で、前からやろうやろうとしていたCDの整理、棚から抜き取ってはきちんと戻さずにおいたり、何かの目的でいっぺんに20枚ぐらい選んでおいてあったものなど、50枚くらいかとおもったら、100枚は超えていました。
まずはABC順に分けますが、これはまあ簡単で15分もあればできるのですが、それをたなのあるべきところにもどすしていくのが大変です。
Franck Avitaabileであり、Francesco Negroであり,Francois Salqeが並んでいるので、その間にFranco Piccinoを入れ込む事なんて気が遠くなります。もうしばらくはここから抜き出したくなくなりました。

といことで連休記念お片付けの証拠です。





Viens Dimanche! / Patrice Caratini

Bandoneon– Juan Jose Mosalini*
Cor Anglais– Patrice Petitdidier
Double Bass, Conductor– Patrice Caratini
Guitar– Marc Ducret
Percussion– Michel Delaporte
Piano– Gustavo Beytelmann
Saxophone [Alto, Soprano, Tenor]– André Villeger
Saxophone [Baritone, Alto], Flute– Jean-Pierre Solves
Trombone– Denis Leloup
Trumpet– Eric Lelann*
Vibraphone, Percussion– Philippe Macé

1 Aligre (Extrait De Paris Faubourg)
2 Los Sebnderos Que Se Bifurcan
3 Complainte
4 Sur Une Ile Déserte
5 Come Sunday
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Miles で アイス

2012-07-16 07:57:00 | 聞いてますCDおすすめ
3連休だけれど、オクサンが腰を痛めていてどこに行こうということも無く、母親のお見舞いの帰りに夏向きの涼しそうなパンツを買ってきて、二日目の今日はABC順に並べていないCDが50枚ぐらいたまってしまったので方付けようとしたけれど、周りかたづけたら面倒になって中止、明日があるのです。
関西にいる息子2に夏用の下着や食べるものを箱に詰めておくってあげるんだそうで、午後から近くの街に買い物、腰が痛いオクサンは水中歩行をするかもしれないので水着をみたいというのには付き合えないので、期待はしていないけれどCDを売っているお店に20分ばかり生きました。ここは本店はいいけれどそれ以外はJAZZ関係はだめですが一つ買って、それを聴きながら紅茶入りアイスクリームを食べています。
ですから「マイルス・デ・アイス」です。失礼。

廉価Boxというのを時々買いますが、今日は違う会社のもので、マイルスの1967年と68年の3枚のアルバムがセットになっているものです。
この3枚をみて欲しくなって、1,500円なのでまあ良いかというか、ぜひ欲しくなったのです。この順番で聴いています。



Filles de Killimanjaro 1968/6



Nifertiti 1967/6



Sorcerer 1967/5

このころちょうどJAZZを真剣に聞き始めたじきで、でも小遣いは限られていたので、何でも欲しいLPは買うわけには行かない。
MilesのLPは当時「Miles In The Sky」と「In A Silent Way」を買っていますが、この3枚は買わなかった。JAZZ喫茶ではきいてはいたけれど、持っている2枚とはきいた頻度はずいぶん差が出来てしまいました。

だからゆっくりと今続けざまに聞いています。

紙ジャケの3枚がこの紙ケースに入っていますが、私はこれでいいと思います。



アイスクリームはアッという間に食べてしまいました。
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戻っていく日々 Silent Walk / Myriam Alter

2012-07-14 22:53:21 | 聞いてますCDいいと思う


とても好きなピアニストというよりか作曲家というか、ミリアム・アルターの名前をみつけてこれはもしかしたら持っているアルバムかもしれないと思って躊躇したけれど、でももしもっていなかったらと思ってひろいました。
これが大正解持っていないアルバムでした。というよりかもっていなかった最後の一枚でした。

アルターのアルバムは澤野工房からでた「Reminiscence」というアルバムn一曲目、“Romantic Mood”で一変に好きになってしまいました。タンゴのリズムとホーンのユニ損がとてもかっこよい曲でした。
一番新たらしいアルバムは「Where Is There 」でそれ以上に好きです。
ですからそれ以後名前を見つけると1999年の「Alter Ego 」2002年の「If」と見つけるごとに大喜びですが、今度のアルバムクインテットで古そう、1作目にジャケのちがう(オリジナルの車の中の写真)があるので、これも別ジャケかと思ったわけです。

恐る恐る聴けばこれがよかった、大正解、デヴューアルバムの翌年、ベース以外はメンバーが同じで、そしてアルトなんかはあれこんなにうまかったけと思う演奏です。
1曲目、フリューゲル・ホーンとアルト・サックスのユニゾンになったり、掛け合ったりのアルター特有の哀愁メロディーこの出だしで満足していると、2曲目はアルターのピアノ、これほど私をたまらんと思わせるのは、どっかでつながっているのでしょうか、これで全5枚のリーダー作がそろいました。
今日は久しぶりに年老いた母のお見舞いへ行ってきました。オクサンが腰が痛くなって病院にいったり、友人の葬式があったりでしばらくいけなかったので、そしてまあ元気そうなので、一安心、友人の最後の見舞いの後御茶ノ水でであったのがこのアルバムでした。
風がそよぐゆったりした夕方に、16年前のこのアルバムを聴いていると、実際にはもはや友はいないのだけれど、記憶は鮮明だし、友人であったことには変わりがないのだから、気分は以前と変わらないところに戻っていく感じです。

ミュリアム・アルターのリーダー作は5作品で、久しく調べてないのでもしやあたらしいものでもとサイトにいったけれどやはり5作でした。とても素晴らしいアルバムたちなので記録して見つけた人はぜひ聴いてください。

次のアルバムが待たれる人です。

1. 『 Reminiscence 』 1994年 B.Sharp
2. 『 Silent Walk 』 1996年 Challenge
3. 『 Alter Ego 』 1999年 Intuition
4. 『 If 』 2002年 Enja
5. 『 Where Is There 』 2007年 Enja

Silent Walk / Myriam Alter

Gino Lattuca - trumpet, flugelhorn
Myriam Alter - piano
Ben Sluijs - alto saxophone
Jan De Haas - drums
Stefan Lievestro - bass

1 Back home
2 Jobim
3 Ypso facto
4 Silent walk
5 Morning hope
6 Talking with you
7 Time to move
8 Three for two
9 Once upon a time
10 Flues
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だいぶ前の時間から Free Gone / Trigon

2012-07-12 23:11:35 | 聞いてますCDいいと思う


ジャケからはほとんど内容は読み取れませんが、写真で一人がヴィオラをもっているので、多分ジプシー系のお楽しみグループかなと思いますが、ヴィオラは珍しいので拾い増した。
後で調べるとモルドヴァのグループだそうです。2000年に販売されたアルバムです。

1曲目、お気軽なジプシー音楽と思いきやガシィと始まって、ビオラのテクで攻めてくるアラアラそうゆうアルバムかもしれません。
2曲目、東欧のビョーンとなる民族楽器とビオラのメロディ、バラライカみたいな音がするし、そこにエレベも聞こえるので多重でしょうか。
4曲目、ピッチカートのビオラにエレベのカントリー・ミュージックのようなメロディ、ドラムスはアリャ、マーチのリズムをきざんでいるのですから、結構このアルバム変わっています。
5曲目はパーカションが鐘を鳴らし始めて、アルコのベースかと思って聴き始めましたが、これがどうやらヴィオラで、そこにワゥワゥのエレベが入ってくるので、3人で演奏しているのことに結構驚かされます。
6曲目、オリエンタルなキャラバンみたいなドラムスにヴィオラのメロディ、気楽に考えていたのに、どの曲も思考をこらして、耳がきちんと聴く事をそくします。

このアルバム実は1ヶ月前ぐらいにひろって、面白いと思っていたけれど記事をUPしないでおいていたもの。
その後友人のことや、仕事の対応があっておいてあったもの、今また聞きながらこれを書いていますが1ヶ月前とた状況は大違い、なんだか感じ入ることがありました。
それは次のアルバムを聴きながらかんがえるとして、このアルバムは侮れません。
聴き進む間中、あれあれ面白いと思います、7曲目のエキゾチックなビオラのソロもただ受けをねらっらものでないし、それがどんどん積み重なって、これはただのお気軽アルバムでないのがわかりました。
驚くべきは11曲目、なんと“バートランド”、エレベがおなじみのラインを引いて、そこにヴィオラ、そして中近東風のソロ、そこにまたエレベのバートランドパターン、変り種バートランドでは上位確実です。

というのでぐちゃぐちゃになっていた意識と時間がだんだんとつながってきて、聴いているアルバムの時間軸もつながってきました。


Free Gone / Trigon( Art-jazz-fork trio)

Anatole Chtefanets (viola, vo)
Alexandre Mourzac (b)
Oleg Baltaga (per)

1 L'alouette (Skylsrk)
2 Un Vieux moulin (Old mill)
3 Toudoritsa
4 Un sommeil d'enfant (Childish dream)
5 Belba Tsigane Gipsy belliba
6 Doina
7 Le grand lvo (Big ivo)
8 La caravane (Caravan)
9 Kelouchary (Calushary)
10 Tam-tam tirididame
11 La terredes oiseaux (Bird land)


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黄色い車になって SHORT STORIES / Vahagn Turgutyan

2012-07-11 23:16:55 | 聞いてますCDいいと思う


1曲目ギターのリズムをいれて、ナイロン弦のメロディ、バックはしっかりしたロック系のリズム。これまでジャズ系ではフラメンコをうまく取り入れていましたが、フラメンコの人は独自性が強く、パコ・デルシアにしろJAZZとは競演するもののスラメンコそのものが基本でした。
このプレーヤーうまい具合にJAZZのソロとインプロ部分を取り入れている、まずは始まりです。
2曲目、やわらかいアルメリア・フルートの音が魅力的に入って、風の音もバックになり、とても民族的な、独自性を現すようなギターのフレーズ、とてもうまく曲を作っていると感じるのです。
3曲目、拍手も入ったこれはとても安定したフラメンコで、それじゃジャズの分野とは違うということになるのですが、そこがうまいアレンジ、ドラムスとかピアノが少し民族性を離れてこれがうまい具合に絡まるのです。
5曲目、ソプラノ・サックスのゾーネ・ミューザはフュージョンのようなメロディで、これにスパニシュのナイロン弦のが絡むのでうまいアレンジだと思います。
7曲目“Chapter 2”これは基本はスパニシュ・ギターのアルバムだから当たり前のスパに主の演奏ですが、買った意図もそこにあるのですから文句はありません。いや演奏は久しぶりにいいスパニシュのギターを聴いているという感じです。
こちらは勝手にJAZZ側として聴き始めたので、JAZZとして受ける、うまいアレンジをしていると感じるので、その間、これっていいクロスオーヴァーです。
9曲目の“Mama's Ruhmba”はいかにもアルメニアの曲みたいで、ヴァイオリンがはいった演奏。一曲おいて同じ曲をピアノに、ティグラン・ハマシャンが変わって演奏します。
ピアノ部分はさすが、気持ちの良いハマシャンのフレーズが流れます。うまい具合に流れていますがフェード・アウト出終わります。
バージョンを違えていますが基本に形態、リズムはおなじで、解らないではありませんが、どちらか1曲で良いかもしれません。

なかなかカッコ良い若者のスパニシュギターですが録音が2008年なので今の活躍が気になります。
ただナイロン弦のスパニシュを聴くと中を舞う蝶などを思い浮かべます。というかしばらく前に聞いたアルバムが今日に結びつきました。

今週は、ずっと横にいた友をあちら側に送りました。
弔いはお手伝いをしましたが、ひんしゅくをかうほど馬鹿ばなしの言い放題になってしまいました。
計り知れないほどの体の苦痛を我慢していたので、それからの開放と平安を願う気持ちがそうさせたと言い訳しておきます。
ただただ、思考程度が低いとオクサンたちには言われました。

友人が亡くなった早朝に、個人が好きだった黄色の蝶が、近くを舞って、友人が来たと思いその後すぐに訃報のメールをうけったそうです。
彼が一番親しかったとおもうので、撫ぜ僕にはと思いますが、鈍感な私は息子さんからの同じ訃報メールを昼まできがつかず、やり取りのメールが3通たまったのをみてこれはこれはなにかあったと気がつく低たらくでした。
弔いのすんだ翌朝、出社途中でなぜ私には黄色い蝶が舞わなかったのかなどと考えていたら、目の前を黄色いホンダが横切りました。納得しました。

あらためて合掌。

SHORT STORIES / Vahagn Turgutyan

Vahagn Turgutyan (guitar)
Carlitos del Puerto (bass)
Jimmy Branley (drums & percussion)
Luis Conte (percussion)
Tigran Hamasyan (piano & keys)

1 Finger Print
2 Fourth River
3 Horus Dance
4 Black Waltz
5 Promenade
6 Hostel
7 Chapter 2
8 Short Story
9
10 Sanlucar
11 Mama's Ruhmba Extended Mix
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警察庁長官を撃った男 鹿島圭介 著

2012-07-10 20:39:23 | 


文庫で面白そうなので買った本はオウム教関連の犯罪として随分言われていたが、犯人は別の、それも特定をした話です。
その文庫を会社の引き出しに忘れてきた連休は残念なの図書館で2010年に出版された単行本を借りてきて読み進めました。



この2冊の違いは、この2冊の間に国松警察庁長官狙撃事件の時効が成立していること、そしてこの本で犯人とする男を東京都のある弁護士が東京地検検察庁に刑事告発するという大きな展開があり、その結末が書かれているいることです。
単行本でエピローグだった「神よもう十分です・・・」を第9章とし、最終章「告発の行方」エピローグ「チェ・ゲバラになれなかった男」が追加されました。

ですから読むのであれば、この文庫版、結末はともかくとして、はっきり解って落ち着きます。

普段だと、一寸抜粋などをしますが、今回は別の本から抜粋です。
この本の一寸前によんでいたのが幻冬舎新書から出ている久保博司著 「誤認逮捕」から内容がまるで同じ記述があってびっくりした、だから多分あたっているのだろう、なぜ警察は間違えをただせないかの記述です。



ある警視庁刑事が語ります。
「捜査になぜ間違いが起きるかとおいと、指揮官の権限が強すぎるからです。事件が発生した、捜査本部ができると、どういう方針で捜査するか。最初の限られた情報で方針を決める。本当なら、集まった情報をもとに柔軟に修正すればいいのですが、それができない。方針にそった情報しか聞いてくれないので現場にはふまんが溜まってくる。未解決事件の多くは指揮官の責任っです。」

「警察が間違わない」とは、言い換えれば、「省察『組織』は間違わない」であり、組織の中核にいる「警察『幹部』は間違わない」なのである。
そして、幹部の中核をなすのが、『警察官僚』。

キャリア警察官僚は間違わないということ、それはとりもなおさず警察官庁組織は間違わないという無謬神話の死守が至上命令として存在していることで、どうしようもない脱力感がつきまとう。
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これだけ揃って PAUL CHAMBERS EIGHT CLASSIC ALBUMS

2012-07-08 23:25:05 | 聞いてますCDおすすめ


いろいろな人の古いLPをCDにまとめたものがとても安くなっているシリーズが気になる人のものを時々1つかっている。今回はポール・チェンバース、ベースの奏法もずいぶんかわったけれど昔ジャズ喫茶で聴いていたものなのでとても楽しい。
ぜんぜん知らないアルバムが間十でいたり、あれもこれも的で買ったときにはわくわくする。
これで900円台なのだから、最近jazzを聞き始めた人は良いとうらやましく思う。


PAUL CHAMBERS EIGHT CLASSIC ALBUMS



Chambers Music
1. Dexterity
2. Stablemates
3. Easy To Love
4. Visitation
5. John Paul Jones
6. Eastbound



Whims of Chambers
1. Omicron
2. Whims Of Chambers
3. Nita
4. We Six
5. Dear Ann
6. Tale Of The Fingers
7. Just For The Love



Paul Chambers Quintet
1. Minor Run-Down
2. The Hand of Love
3. Softly As in a Morning Sunrise
4. Four Strings
5. What's New
6. Beauteous



Bass On Top
1. Yesterdays
2. You'd Be So Nice To Come Home To
3. Chasin' The Bird
4. Dear Old Stockholm
5. The Theme
6. Confessin'



Go
1. Awful Mean
2. Julie Ann
3. There Is No Greater Love
4. Just Friends
5. Ease It
6. I Got Rhythm



Shades Of Red
1. Thespian
2. Blues, Blues, Blues
3. Shadows
4. Melanie
5. Swift
6. Just a Ballad for My Baby
7. Ole



We Three
1. Reflection
2. Sugar Ray
3. Solitaire
4. After Hours
5. Sneakin' Around
6. Our Delight



1ST BASSMAN
1. Melody
2. Bass Regiion
3. Retrogress
4. Mopp Shoe Blues
5. Blessed
6. Who's Blues
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