JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ファンだから3  SOMETIME OTHER THAN NOW / STEVE MARCUS

2015-07-07 22:15:56 | 聞いてますCDいいと思う


スティーブ・マーカスのファンだから知らないアルバムを見つけて買ったときに、もっと気になる聞いたことのないアルバムがありました。
何とステーブ・マーカスとカウンツ・ロック・バンド名義になっていますから、これは聴きたい。
メンバーもスティーブ以外にドラムスがスティーブ・ガット、エレべがウィル・リー、ピアノがドン・グロルニック、ギターは初録音かスティーブ・カーンという何とも今グループを組んでも凄いというメンバーです。
どうやら1976年にフライング・ダッチマンからリリースされただけで、CD化はされていないようです。
これは探してみようとサーフしたら、1枚在庫がありそう、注文することができて、よくじつみたら売り切れになっていたので何ともついていました。



付いたLPのジャケはだいぶいたんでいましたが、それはどうでもいい。



さくらんぼでビールをのむのが、夏にむかう季節の約束になっていますが、それにこのLPが加わったのですが浮き浮きどがましたお休みになりました。

大好きだったラリー・コリエルとマイク・ノックがはいったバンドが68年とか69年の録音でしたから、このLPはその6年後のアルバムになるわけです。ですから残念ながら当時きいた興奮が再びおとづれたかというと残念ながそれは無理、でもそれは当たりまえのことでしょう。

冷静に考えながら聞く部分があるのは1976年の録音という時代を知っているからでしょう。
60年代後半のジャズ・ロックと言われたものが、変化しながら70年台半ばに差し掛かり、デオダートやウエザーのサウンドにとって代わっていった時代、カウンツ・ロック・バンドのスタイルも終焉を迎えていたのです。
じゃつまらないかと言うと、それは全然ない。冷静には聴いてしまいますが、これがなかなか、何がなかなかかというと、一人一人の演奏はこれその後の活躍で解る、高いレベルの演奏が聞けるのです。
B面1曲目“The Brown Rice Ooze”の激しさ、かっこよさ、ステーブ・マーカスがカウンツ・ロック・バンドはただのバンドじゃないんだぜといういうような、誇っているような演奏です。
この曲でやっぱり興奮しました。
B面スティーヴ・マーカスがただ過去のヒット・バンドをなぞっているのでない、この時代に変化したカウンツ・ロック・バンドを演っているのが解りうれしくなりました。

とまあ、興奮を書いてみても、いまから新しく聞くことは結構困難でしょうね。


SOMETIME OTHER THAN NOW / STEVE MARCUS

Drums, Percussion– Steve Gadd
Electric Bass– Will Lee
Guitar– Steve Khan
Saxophone– Steve Marcus
Synthesizer, Electric Piano, Clavinet– Don Grolnick

A1 Sometime Other Than Now
A2 The New Sado-Masochism Tango
A3 The Rites Of Darkness
B1 The Brown Rice Ooze
B2 Nazca
B3 Candles
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2CELLOS コンサート イン オーチャード 2015 / 7 / 5

2015-07-06 21:59:59 | サポート中、ライブ
昨日は午前中3週間ぶりのお稽古、チェロを持ってふらふら出来ないから、またはチェロを持って行ったら恥ずかしいから家にもどり1時間後にはまた同じ街へ出かけました。



練習曲2曲とバッハのメヌエット1の方がOKでたのでお祝いのビール、ってわけではなく、いっしょにパラダイスに行ったオクサンのトモダチと3人で早夕食もしくはおそお昼です。



ひこ鰯のマリネと長葱のシェリービネガーマリネ いいチョイスと褒められました。



まずは白ワイン、赤ワインも、時間もたっぷりあるのでいただきました。



メカジキと木の子のジェノベーゼは撮影失敗。



鴨もも肉のコンフィ



クワルクとフルーツ これも爽やかなチーズでおいしかった。
 
女の子のワインの説明も端的でリーズナブルなお値段のとてもおいしいワインをいただいて、とてもいい気持。
ですから外観も乗せてしまいます。



この日の目的は特に飲んだくれることではなくこの後が目的、行ったところがここで日曜なので早いスタートです。



先行申し込みなのに席は2階、でもそれが正解でした。前回のコンサートの時はチェロをはじめていなかったから今回の方がうれしい。
開演前に写真はとっておきます。



そして二人が表れて、なんと写真とってもいいよなんてとてもサービス精神旺盛な始まりです。



曲は新しいアルバムからというよりか、彼らのヒット集と言う流れです。



どうやら休憩なしの1SETのようで、後半にはドラムスが入りました。



特弾きが得意なステファン。イケメンのルカが悟空のかっこで登場してドラゴンボールのテーマを弾き始めるご愛嬌ユーモア担当でした。



アンコールはバッハでああこれで終わりだと解りました。2階で観ていたけれど、1階はロック・ライブ状態、ほとんど立ちっぱなしでしたから2階で正解でした。
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ファンだから2 Steve Marcus Project / Steve Marcus

2015-07-05 21:27:26 | 聞いてますCDいいと思う


ついこの前にショップでスティーヴ・マーカスのアルバムをみつけて拾ったけれど、ネットでみていたらもう一枚持っていないアルバムがあった。1枚在庫とあるのですぐポチィッた。ファンだから。

スティーヴ・マーカスといっても知らない人の方が多くなっているだろうなと思う。凄い人気を取ったのは1970年ぐらいまでで、その後全然聞かなくなって、気が付いたら10年前に亡くなっていました。1970年の前後数年が私にとってとても意味ある年月で、その当時変えなかったマーカスのアルバムを拾い集めているのだけれど、この時代はほぼ全部そろいました。

今度のアルバムは2003年の録音だから1970年の刺激は残念ながらありません。2つのセッションで2曲が2006年の録音、ステーヴは前の年に亡くなっているから、この2曲(オレオとフットプリンツ)を同じメンバーで追加録音してアルバムに仕上げたようです。だからプロジェクト。このアルバムがラストレコーディングのようです。
メンバーの人もまるで私とは接点がないようで、技術も驚くことはありません。
ファンだから買ってソンした気持ちはまるでありません。
2曲目“Country Road”がタイトル通りカントリー・ロック調でこれがとても良いです。

ステーブ・マーカスも随分年取っていたんですね。



ステーブ・マーカスのアルバムは見つけたらこれからも買うとおもうけれど、これは欲しいというのが1976年フライング・ダッチマンからでたSometime Other Than Now /Steve Marcus With Count's Rock Bandカウンツ・ロック・バンド名のアルバムだしマーカス以外のメンバーがDon Grolnick(Key、Electric piano)、Steve Khan(Guitar)、Will Lee(Electric bass)、Steve Gadd(Drums)。

これ凄いな~と思ってさがしたら在りそう。これ購入します。ファンだから。


Steve Marcus Project / Steve Marcus

Steve Marcus: tenor and soprano sax
Bill Bickford: guitar
Rick Petrone: bass
Joe Corsello: drums, percussion

1 Oleo
2 Country Road
3 House of Cats
4 Skylark
5 Up 'Gainst the Wall
6 Footprints
7 Serenade to a Cuckoo
8 Steps
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変なことに感心 HASTA KARMA / DEWA BUDJANA

2015-07-04 22:11:51 | 聞いてますCDいいと思う


アントニオ・サンチェスを買った後に棚をながめていたら、こんなアルバムがありました。
リーダーは知らない人だけれど、ドラムスとベースはこのコンビでジョー・ロックがはいっている。
チラッとジャケをながめれば平和そうな感じ、ジョーロックが入ってカントリー・ロック風に演てくれないかななどと思いながら、今月は余裕があるので買ってみました。

予想はかなり裏切られて、結構激しいハードフュージョンでしょうか。
リーダーはインドネシアで有名な「GIGI」というロック・グループのギタリストで凄い動員数だそうです。



ですからロック、それでもサンチェスはどこに行ってもしっかり叩きます。まさにサンチェス、ジョーロックもロックしていて(笑)これがとても良いアクセントです。
ですから悪いということはありませんが、想像というか期待と違ったということ。
もっとよくジャケとタイトルをみればよかった。ジャケの花みたいに見えるのは手で印を結んでいるのですね。だからサンスクリッドというか4曲目、インドネシア語でしょうかお経みたいな声が流れるのは、これカントリーとはかなり別な世界。これはちょっときついかもしれません。
それ以外は結構のびのびと楽しんでいて、たぶんギタリストに集められた編成だと思うけれどしっかり演奏しているところが、素晴らしいと変なところに感心しています。

HASTA KARMA / DEWA BUDJANA

DEWA BUDJANA guitar
JOE LOCKE vibraphone
BEN WILLIAMS upright bass
ANTONIO SANCHEZ drums
special guest INDRA LESMANA piano, melodica

1.Saniscara
2.Desember
3.Jayaprana
4.Ruang Dialisis
5.Just Kidung
6. Payogan Rain




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だからやっぱり凄いということになる THE MERIDIAN SUITE / ANTONIO SANCHEZ

2015-07-03 22:42:01 | 聞いてますCDおすすめ


毎年一年間に記事にしたCDのベスト10なんてものをえらんでいるけれど、2014年度のベスト1賭したのがANTONIO SANCHEZなんだから、その人の新しいアルバムを聞かないのはやはりまずいと思いました。
Seamus Blakeはあまり得意でないけれど、John Escreetは結構評価高いなんで、かなりの大作を覚悟して買ったという感じです。

ドラミンングを語るなんて無理なので、感想だけだけど、素晴らしく大きな世界を描いているのだと思います。だから凄いですねの一言で終わっちゃう。
ピアノの繰り返しのリフから始まってどんどん広がっていくサウンド、女性ヴォーカルなどが入ったりで組曲の構成、最後は最初のリフにもどっていく。最後の曲の感じはエターナルというかジャケが表している世界だと思います。

で最終曲が終わってそのままにしておくとまた1曲目のピアノのリフにもどるのですが、そうなるとこれどこまで譜面にしているのだろうと思ってしまいます。相当な部分まで指定して、それに合ったドラミングをしているのでしょう。

だからやっぱり凄いということになるというのが結論でしょうか。

詳しくはsuzuck妹に聞いてください。


THE MERIDIAN SUITE / ANTONIO SANCHEZ

Antonio Sanchez (ds,key,vo)
Seamus Blake (ts,EWI)
John Escreet (p,el-p)
Matt Brewer (acoustic&el-b)
Special Guests:
Thana Alexa (vo)
Adam Rogers (g)


01.Grids and Patterns
02.Imaginary Lines
03.Channels of Energy
04.Magnetic Currents
05.Pathways of the Mind

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絵日記 木を見に行く 今年2回目

2015-07-02 22:38:27 | その他
昨年末というか年始というか沖縄と石垣島に行ったときに、そこで出会う木の姿がとても楽しくて、木を見に行くという記事にしました。
今度はもっと環境が違う場所なので、きっと楽しくなるだろうと予想していましたから、最初から写真を撮ろうと決めていました。

街をあるきながらとか、朝の散歩のときに撮った写真は、どうでもいいといえばどうでもいいでしょうが、私にとっては、記憶をよみがえらせる道具になるのです。
と言うことで名前を聞いたわけでも、話したわけでもない木たちをいくつか(もっとたくさん撮ったけれど選択しました。)アップします。



































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SADAO WATANABE LIVE AT BLUE NOTE YOKYO 2015 6.29

2015-07-01 17:29:46 | サポート中、ライブ
なんとケニー・バロンと渡辺貞夫が共演するライブがあるのを、それも日曜日、知って、息子1夫婦にも一度見せたいと思って申し込んだら既に売り切れだった。



渡辺貞夫は機会があれば見ておこうときめているので、それにこのメンバー、ベン・ウイリアムスのベースにユリシス・オーエンス・ジュニアのドラムスのカルテットなのだから絶対見ておきたい。
忙しい息子は無理だけれどオヨメサンはいけるということで良く月曜日の2ndを予約しました。
公演近くには月曜も火曜もすべてソルド・アウトになっていたから凄い人になるだろうと、オクサンに頼んで5時過ぎには並んでもらうように頼みました。
こちらは会社が終わって、並んでいるのが解っているのでいつもより安心してブルー・ノートへ、6時半につくとアヴィシャイで並んだ時より前に椅椅子に座っています。6時45分にはチェック・インができて7番目、これは良い席で見れそうです。

と言うことで8時にもどるとして1時間半のゆったり夕食、ぶらぶらとあるいてイタリアンにしました。見た感じ一寸古い雰囲気ですがよさそうです。





前菜3品盛り合わせ



自家製スモーキー・ソーセージ



ニョッキ



冨山県産バイガイとほうれん草のソテーですがエリンギの方が多いんじゃないの、少なくともバイガイとほうれん草とエリンギのソテーと書くべきでしょう、って全然腹立たない。美味しいこの値段です。



ビール一杯と赤、白のデキャンタいただいて、気に入りました。ブルーノートの時はここにすることにしました。



気に入ったので外観も載せてしまいます。



8時にもどったらオヨメサンもちょうどついて中に、こんなに凄い混み方初めてです。
中に入ると丁度センター一つ右側、2列目に席が取れました。何ともナベサダの正面の位置になりました。





この位置、写真はブルー・ノート・トーキョーに借りました。

翌日オヨメサンからも素晴らしい席と素晴らしい演奏を聞くことが出来ましたという感動のメールをもらって良かった。

控室あたりでアルトが鳴って渡辺貞夫がまず入場、貞夫がすぐ目の前、ケニーバロンがピアノに座っているってこれもう感動もんです。
1曲目、ベースのベン・ウイリアムスのそろ、正しいアメリカのベーシストと言う感じです。
2曲目、一寸音の張とか切れの衰えは感じられるかもしれないけれど、はるかに超える存在感に圧倒されます。
1曲ごとにスタンディング・オベーションをしたいと思いました。
バロンは落ち着いた感じで引き始めましたがソロになると素晴らしいメロディ、普通のレベルではないことが聞きに来ている人にわかってほしい。
3曲目はドラムソロで始めて、これも切れ切れになって、大きな拍手にとてもうれしそう。若いミュージシャンには大変な経験になるカルテットだと思います。
4曲目はブルース、こんなのめったに聞けないという素晴らしいバロンのソロ、続いてベンのソロもやっぱり感動しながら弾いているのではというような生き生きした目です。
5曲目はサダオのバーチュオーソからブローしていくノリノリにというか、会場が熱を帯びているのです。
6曲目一寸熱をさますように“マイ・フーリシュ・ハート”バロンのソロにぞくっとするようなラインに貞夫のやわらかいアルトの音色。
この後ボッサもいれてぜん9曲、もう朦朧となってしまって(赤ワインを1本オクサンと二人で飲んでしまった)
いました。
とても凄かったけれど、それ以上にとても楽しい、ナベサダといれて楽しいというのが一番の感じでした。
アンコールはバーカーの大バップ大会でした。

追記 ハワイで読んだ本が良かったとタイトルを話したら、オヨメサンはそれの映画が大好きでDVDも持っているとのこと。原作は読んでいないということなので、本をプレゼントすることにしました。



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